スタバで働く人の疑問

スタバの直営店舗とライセンス店舗の違いと働き方について

スタバ直営ライセンス・ナナメドリ

こんにちは。元スタバ店員です。

私は、スタバでは2店舗働きました。

直営店舗とライセンス店舗の2つです。

直営店舗のメリットや、ライセンス店舗のデメリットなど、色々気になるパートナー(バリスタ)の方もいると思います。

実際どのように違うのでしょうか?

ここは、私ナナメドリがスタバ2店舗の経験と、何とスタバが入っている蔦屋書店で働いていた経験もあるので、解説したいと思います。

スターバックスの直営店舗とは?

直営店舗は、そのままスターバックスコーヒージャパンに雇用されます。

スタバのアルバイトを探すときに、雇用主の記載がなければ、スターバックスの直営店舗になります。

スターバックスのライセンス店舗とは?

ライセンス店舗といえば、今では蔦屋書店のBook&Cafeを思い浮かべる人も多いはずです。

TSUTAYAのCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)の他に、ジェイアール東海パッセンジャーズなどは、駅構内に店舗を構えてるケースや、駅構内の商業施設も実はJRだったりします。

他にもライセンス店舗はありますが、代表的なのはこの2社でしょうか。

給料を貰えるところが違うのがポイント

※雇用主である運営会社の制度が適用されます。(詳細は店舗へお問い合わせください。)
※雇用主はカルチュア・コンビニエンス・クラブ㈱です。

引用:スターバックスコーヒージャパン

雇用主がこのように記載されているのが、ライセンス店舗であり、給料もこの場合はCCCからもらえます。

直営とライセンス、どちらで働く方がいいの?

私の場合は、ライセンス→退職→直営の順で働きました。

どちらも経験するとわかるのですが、メリット・デメリットがたくさんあります。

自由にできたなぁという点では、やはり直営店舗でした。

こんなコーヒーセミナーをしたい、試飲イベントをしたい!と思っても、ライセンスは色んなしがらみがあって出来ないことも、しばしばあったんですね。

そんなメリット・デメリットを紹介します。

ライセンス店舗のメリット・デメリット

メリットデメリット・ナナメドリ

ライセンス契約している会社のルールに従わなければいけない

CCCやJRから給料が発生しているわけですから、蔦屋のスタバに入ったら蔦屋のルールに従わなければいけません。

金庫を共有していたり、トイレが一緒であれば交互に掃除をしたり、蔦屋のBOOK事業と共同して仕事をおこなわないといけないことも多々あります。

また、JRの場合は構内立入り許可証が必要なので、その手続きやシフトインの時が面倒ですね。

アトレなど商業施設に入っているスタバも手続きが必要ですが、独立している店舗を経験すると「その時間が勿体ない」と思ってしまうくらいです…。

ルールは郷に入っては郷に従えです。

例えば、デパートが飲食店はピアス禁止!だったら、スタバがいくらOKと言っても、ピアスは禁止です。

そのあたりが厳しいのがライセンス店舗です。

蔦屋書店の場合はBOOKの割引が受けられる

蔦屋のスタバの場合は、蔦屋の従業員割引も適用になります。

通常、書店の従業員割引は10%オフですが、Tポイントがたまるキャンペーンや、20%オフキャンペーン期間などが開催されていると、同じく割引になるんですね。

これは本好きのスタバパートナーにとっては、かなりおいしいメリットではないでしょうか。

蔦屋によっても割引期間は様々であったり、CCCからの指令によることもありますが、蔦屋の店長による采配もかなり大きいです。

新プロモーションから一週間、30%割引は適用されない

私の働いていたライセンス店舗では、そのような割引期間はありませんでした。

おそらく他のライセンス店舗も聞いたことがなく、直営で働いているときにわざわざTSUTAYAのパートナーが買いに来たこともありました。

2017年11月現在、「全国すべての店舗で、ドリンクや商品の割引購入(30%)ができます。」と公式HPに記載されています。

変更になったかもしれませんが、ライセンス店舗の場合はわかりませんね…。

参考:「スターバックスコーヒージャパン」福利厚生

器具がない、UVの豆しか置けないなど限界がある

限られたスペースの店舗が多く、ToGo店などのライセンス店舗はせまいです。

グラインダーは置けませんし、MD(タンブラーやカップ)も置くスペースがないのです。

豆を挽くことができないので、挽いてある豆(UV)しか提供することができません。

お客様に出すコーヒーも種類が限られているということです。

新商品のタンブラーも納品数が限られていたりするので、すぐ売れてしまったり、元からマグカップは納品なしの場合もありました。

お客様にとってもがっかりさせてしまうし、パートナー自身が欲しい場合は、わざわざ他店に買いに行かなければいけません。

ライセンス店舗は情報が制限されている

スタバのポータルサイトで、いつも情報を確認していると思います。

ライセンスの場合は、直営しか出来ないことは、元々表示されない部分もあったりします。

また、ライセンスだからこそチェックしなければいけない部分もあります。

ただ、ポータルサイトの仕様はけっこう変わるので、現在はわかりません。

直営店舗のメリット・デメリット

ナナメドリ・スタバ

新プロモーションから一週間、30%割引が適用

私は、直営店舗で働いて初めて割引になることを知ったくらいです。

毎月新しいプロモーションが始まりますよね。

プロモーション初日から一週間は、通常のパートナー割引15%オフが、何と30%オフになります。

サンドウィッチ、フィローネや、ケーキは高いですから、毎回初週に割引価格で食べられるというわけです。

前述したように、現在は「全国すべての店舗で、ドリンクや商品の割引購入(30%)ができます。」と公式HPに載っているので、期間関係なく30%かもしれません。

サンプル商品で、新商品を食べられることが多いからでしょうか。

サンプルでも、リニューアル商品などは、そのまま1個食べられることもありますからね。

直営店舗の方が器具や商品が充実している

店舗のコンセプトによっても違うのですが、直営店舗の方がすべての豆の種類を置けるし、納品できます。

私の働いたライセンス店舗が、ToGo店のだったため、ForHereならではの器具もあったり、「これぞスターバックスだ!」と思ったことが多い印象でした。

直営ならできること、サービスが広がったようで、嬉しかったです。

直営店舗のみの情報がある

最初から直営店舗で働いている人は、わからないかもしれません。

それが当たり前だから。

ただ、ライセンスで制限されていたことがまったくなくなるし、色んな情報が身近になったようでした。

私は、都内の直営店舗で働いていたかもしれませんが、イベント情報などがすごく身近に感じられることも多かったんです。

ライセンスから直営店舗に異動をしたい場合は?

スターバックスの社員の方は、もちろん異動があります。

ただ、時間帯責任者(SSV)以上になると、他店に異動するケースもあるんですね。

社員を目指す上では、何店舗か経験することが必須になりましたし、同じエリアでSSVが足りなくなったりすると、アルバイトSSVの立場でも異動ということがあります。

これは直営店舗の話です。

ライセンス店舗の場合の異動は、同じくライセンス店舗間でおこなわれます。

蔦屋だったら、ちがう蔦屋に異動です。

蔦屋から直営店舗に異動ということはありえません。

それは雇用主が蔦屋だからですね。

もし、今あなたがライセンス店舗で働いていて、直営店舗で働いてみたい場合は、いったん退職しなければいけません。

退職してから、直営店舗の面接を受けるというのがスタンダードでしょう。

ただ、モジュール内容は何年も経っていなければ一緒ですし、ちゃんと働いていたということであれば、面接では経験者になりますから有利です。

退職してから1年以内であれば、モジュールを受けずに済んだりしますからね。

まとめ

直営店舗とライセンス店舗の違いは、わかりましたか?

昔は、ライセンス店舗のパートナーカードが直営とは違い、他店で出すと「あ、ライセンスの人ですね」と言われていました。

今はわかりませんが、直営とライセンスって意外と目に見えない壁があるかも…って思ってたんですよね。

同じスタバはスタバでも、なんか違うというか。

ただ、モジュール内容は一緒ですが、店舗の形態や仕組みがちがうので、私は直営店舗をおすすめします。

蔦屋は蔦屋でメリットもありますが、結局「直営に行きたい」という話もよく聞きました。

スタバでバイトするときの、店舗選びの参考になれば幸いです。

▼スターバックス公式サイトはこちら

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