こんにちは。
元スタバ店員のナナメドリです。
スタバでバイトをしていた経験があると、就活に有利だと聞いたことがありませんか?
実際に私の同僚だったパートナー(スタバ店員)も、次々と就職していました。
国家公務員、地方公務員になった子もいますし、大手企業に内定をもらい就職した子もいます。
私自身も転職活動をしたときに、職歴としてスタバのことを言うと「受かりやすい」と感じました。
この記事では、スタバのバイト経験があるだけで「就活に有利なのか」をお伝えします。
スタバ店員は高学歴だから就活受かるんでしょ
大学生バイトの子が、全員高学歴かというとそうでもないです。フリーターもいますし、高卒も専門学校卒もいました。
地方のスタバでは学歴重視といったことはありませんでした。
実際、私はフリーターでしたし。
しかし、都内のスタバで働いたときは違う世界がありました。
私が働いていたスタバの大学生の高学歴に驚いたんです。
東大、慶應、早稲田、上智、法政、明治、青学、、、
ぜんぶ知ってる大学やんけ!!!
なかでもキャンパスが近いのか、通いやすいのかわかりませんが、早稲田と慶応率が高かったです。
頭のいい子たちなので、勉強熱心でバイトやサークルもがんばっている印象でした。
だから、ふつうに就活って楽勝なのでは? と感じます。
見た目と雰囲気だけでは、高学歴とはわかりませんよね。
ぶっちゃけ、高学歴っぽく見えればいいのではないだろうか…。
スタバのバリスタのイメージが良いから就活に有利そう
「どこに行ってもスタバの店員さんは感じがいい」
「どのスタバに入っても嫌な思いをしたことがない」
確かに、店員さんの印象がいいんです。
第一印象がいいだけで、人の印象は良くなりますよね。
就活は書類選考もありますが、本番は面接です。面接の印象を良くするするためには、普段から心がけていることではないとできないことばかり。
少しでも印象をよくするためには、どうしたらいいのでしょうか。
バリスタの清潔感・爽やかさを学ぶ
白シャツを着慣れているスタバのバリスタは、とても爽やかに見えます。
そして、何より清潔感があります。
スタバだけでなく、カフェや飲食店の接客業というのは、食べ物を扱っています。
人は自分が食べるものを、不潔そうな髪ボサボサ、よれよれの制服を着ている人に作ってもらいたくないのです。
スタバでは、実際にレジもバーも同じバリスタがこなします。
作っているところもお客様には丸見えの店舗もありますよね。
すっごく凝視されるお客様もいます。笑(手が震える…!)
自分のドリンクは、やっぱり美味しくきれいに作ってもらいたいもんなんですよ。
そして、「清潔感のあるバリスタ」に作ってほしいんです。
人は見た目が100パーセント、とは言いませんが、人と会うといちばんの情報は「見た目」です。
イケメンでも可愛くなくても、清潔にしていればとても好印象を与えるのです。
バリスタのコミュニケーション能力を学ぶ
「コミュ力高い人しかスタバにいないだろ!」というわけではありません。
接客しているうちに、コミュ力が高くなっていくのです。
コミュニケーション能力というのは、人と接する機会が多い人ほど高いのです。
大人や子供、色んな人がスタバにはやってきます。
そんなたくさんの人に磨かれると、コミュニケーション能力というのは高くなります。
また、敬語を使うときはしっかり使いますし、フレンドリーな部分は残したり、人によって使い分けることができます。
使い分けると八方美人になるし、男性と女性とで態度を変える人は嫌われますよね。
そうではなく、お客様が求めているものが見えてくるようになり、ますますコミュニケーション自体が楽しくなります。
楽しくなると、コミュニケーションをとるのが苦痛ではありません。
慣れてくると自然にできますし、いざ面接に行って目上の方と話すときも、そこまで緊張しないのではないでしょうか。
面接でいつも落ちてしまうという人は、人に何かを伝えるのが苦手であったり、人と話す機会が圧倒的に少ない人が多いです。
つまり、何言ってるかわかんないんです。
そういう意味で、接客というのはお客様に商品のことを説明したり、伝える場面がとても多いのです。
このタンブラーを買うとこんなに便利なんです、と毎回何か伝えていることが多いスタバは、自己PRのときも自分のことを説明できるのではないでしょうか。
主観もいれつつ、客観的な見方をまじえながら相手に伝えるコツ。真似していきたいところです。
仕事ができそうに見えるのを学ぶ
清潔感があって、コミュ力高い人が、「仕事ができない」と言われても謙遜してるようにしか聞こえないです。
この2点は、最強なんです。もっと自信をもってアピールするべきところです。
たかがバイト、されどバイト。このバイトにプロ意識をもって、仕事ができるか。
スタバのバリスタという職業を、見た目からも会話の内容からも考えてバイトをしているだけで、仕事ができるようにみえます。
仕事は経験を積めば、誰だってできるようになります。しかし、全員仕事できそうにみえないですよね。(笑)
「仕事できそう」にみせるためには、まず見た目を変えて清潔感を心がける。仕事できそうじゃなく、仕事できる人になりたいと本気で思う。
だったら、知識を増やして勉強するしかない。コーヒーの知識や、カスタマイズの仕方、会話のバリエーションを増やす。
それだけで、「仕事できそう」から「仕事できる」に変わります。
スタババイトで身につく本当のメリット
1「忍耐力」大変な研修を経てバリスタになっている
スタバではモジュールと呼ばれる研修が80時間もあります。
その研修期間に辞めてしまう人もたくさんいるのです。
覚えることが本当にたくさんで辛いんですよね。
実際の企業でも新入社員教育で、同じように研修期間はあります。
このスタバの研修にも耐えたということは、企業の人事部も「うちの研修も大丈夫そうだな」と思ってくれる人も多いみたいです。
また、辛い大変な研修を経てバイトを続けてこれたというのは大きな強みになります。
2「親密感」接客で色んな人と関わりがある
社会に出ると本当にたくさんの老若男女と関わります。
学生時代は同い年の集団で、関わる大人は親か先生だけです。
それがバイトをしておくと、親と先生以外の大人とたくさん接点ができます。
どういう風に年上の人と接すればいいか、最初は戸惑うことが多いはずです。
それが、慣れていくと仲良くなれますよね。
上司に気に入られる人というのは、年上がどうすれば喜ぶのを知っているかということなんですね。
別に上司に気に入られなくてもいいのですが、嫌われているよりは仕事がしやすくなるのは確かです。
http://nanamedori.com/starbucks/otsubone/
3「独創性」スタバには接客がマニュアルがない
コーヒーやドリンクについてのレシピはたくさんあります。
しかし、接客についてはマニュアルはないのです。
「こうやって接客しろ」って何も言われたことがないんです。
ただ、先輩バリスタがお客様と話しているのを見て「こうした説明のがわかりやすいんだ」と勝手に真似てみたりします。
そして、自分が実際に試したカスタマイズをお客様に提案したり、独自の飲み方を伝えたりします。
そうすべては、バリスタのアドリブなのです。
自分が良いと思ったことを素直に伝えているだけなのです。
また、自分が嬉しかった感動体験を同僚に伝えたりすることで、自然とできていることなんですね。
オーナーシップをもって行動するというのは、自分の意見を言う機会も増えていくなかで大事なことだといえます。
自分の強みがわからない人にはストレングスファインダーもおすすめ
働くことで色々な力が身に着き、それが自信につながります。
それでも自分で気づいていない部分が、人にはありますよね。
「さっきの接客よかったよ!お客様も喜んでたね」
「最後の声かけの一言がすばらしかった」
「そうやって伝えると、買ってくれやすいんだね!真似していい?」
こんな風に同僚の仲間や先輩が言ってくれる場合もありますが、人に言われないと気づきません。
自分では気づかなかった「自分の才能」も見つけておくこともおすすめです。
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本当にスタババイトは就職活動に有利なのか?
結局、スタバでバイトしていたら絶対就職できるのでしょうか。
そうではありません。
就職できた人も、就職できなかった人もいます。
ただ、自己PRや「学生時代頑張ったこと」という質問に対して、「スタバで3年間アルバイトをしています」と答えることはできます。
どのように頑張ったのか、どうして自分の弱みを強みに変えられたのか、自分自身が成長できたこと、それらをどう伝えるかが問題です。
そういった経験をしている人がスタバに多いからこそ、面接で有利と言えるのではないでしょうか。
コミュ力がないから、今から高めたいという人にもいいかもしれませんね。
就職活動が不安な人は、スタバだけでなく接客業はおすすめです。
いやいや、スタバがいいんだ! という人は、是非挑戦してみてくださいね。
実際に、スタバに受かる秘訣を元店長さんに聞いた記事「元スタバ店長に聞いた!スタババイトに受かるコツ・採用される秘訣をすべて公開」もおすすめです!参考にしてみてください。