2020年10月から、リモートワークになりました。いわゆる、在宅勤務。毎日自宅で仕事をするようになります。
正社員ではなく、派遣社員という身分でリモートワークになるのかな…と不安を覚えていたのですが、無事に仕事をすることができています。
私の勤めている会社は、都内にあり2020年4月の緊急事態宣言から、正社員はリモートになりました。今では、半分リモート・半分出勤など、選べるようです。
また新型コロナウイルスが拡大するかもしれない、また自粛期間になるかもしれない、そのため派遣やアルバイトもリモートワークのほうがいいんじゃないかと検討され、今に至りました。
自己管理能力の低い私が、在宅勤務なんて無理だろと思っていたのですが、案外やっていけているのを実感しました。
その中で感じた、派遣社員のリモートワーク生活のメリット・デメリットをお伝えしていきます。
常日頃から、派遣の求人情報をチェックしているのですが、派遣でも自宅勤務・リモートワーク週4から、という募集を見かけることが増えました。
コロナで無職になった方、転職する方、リモートで派遣ってどうなの?と思っている方。
私の30代独身・派遣のリモート生活が参考になれば嬉しいです。(既婚・子持ちの方は事情が違うと思うので申し訳ありません)
テンプスタッフは登録すると、求人募集のメールがたくさんきます。迷うくらいにくるので、一時期よりは求人が増えた気がします。(公式サイト:テンプスタッフ)
平日・在宅生活のメリット
月曜から金曜まで、ずっと家にいて仕事するなんて、私にできるとは思っていませんでした。
- きっと途中でだらだらしちゃいそう…
- 寝ちゃったらどうしよう…
- 集中力がなくなってコストパフォーマンス下がったらヤバイ…
家では、だらだらリラックス。こんな環境で仕事なんてできるかと先月まで思っていましたが、意外とメリットがたくさんあることに気づきました。
メリット1・宅配便が受け取れる
いちばんのメリットは、宅配便がきても受け取れること。絶対サインが必要な日本郵便の荷物や、高価な買い物を受け取るときに便利です。
不在票を受け取って再配達指定すればいいのですが、ぶっちゃけ面倒ですし、運んできてくれる業者さんにも悪いなぁと思っていました。
配達日時が指定できない荷物の場合、平日の昼間に受け取れるのはありがたいです。
メリット2・マッサージ機やフォームローラーが気兼ねなく使える
肩こりと首こりと四十肩に悩まされています。そのため、夏に首のマッサージ機を購入したばかり。これを気兼ねなく、仕事中に使うことができます。
リモコンで操作ができるタイプ。日本語アナウンスで「マッサージを開始します」「1加熱、2加熱」など、けっこうな音量で言われます。
サイレントモードができるので会社でも使えるかなぁと思っていましたが、何も気にせず使えます。やっほい!
首を冷やすと風邪をひきやすくなるので、首があたたかくなる&マッサージで血行アップでとても良いです。
サーバー障害で何もできないよ!!
という日が先日あったのですが、そんな日はフォームローラーで全身をほぐしていました。会社にいたら、一応座ってなきゃいけないし、携帯いじるくらいしかできなかっただろうなぁ…と思います。
メリット3・お弁当を作らなくていいし、あたたかい料理をすぐ作れる
会社には休憩室があって、冷蔵庫とレンジが使えました。なので、あたたかい物も冷たい物も食べられました。
しかし、家ならすぐに簡単な料理が作れます。
炊飯器でオニオンスープや脂肪燃焼スープを作ったり、トースターでパンも焼けるし、そんなにお腹すいてない日はオートミールでいいし、ランチタイムが自由になりました。
間食などおやつをよく食べる人、家にあるもの全部食べてしまうタイプの人は危険かもしれません。
私はそこまで間食も増えませんでした。
メリット4・好きな温度で過ごせる
会社で快適に過ごせるか問題で気になるのは、温度です。
エアコンの風がよく当たる席に、席替えしてしまったとき。絶望しかありません。なんで咳止まらないんだろう…って、上見上げると「あっ…」と察し。
冷房でも暖房でも、寒すぎたり暑すぎたりすると、なかなか仕事に集中できません。
会社はたくさんの人がいるので、人それぞれ快適な温度がちがいます。
全員に合わせるのは無理。
しかし、自宅なら好きな温度でエアコンつけたり消したりできるし、窓開けてさわやかに換気もできるし、気持ちいい温度で過ごせます。
メリット5・通勤時間がない
通勤時間がないので、その分長く眠れますし、メイク時間も減りました。
朝の時間は貴重なので、比較的ゆっくり過ごすことができるようになったのが嬉しいです。
また、定時で終わらなかった仕事も「少しくらいなら残業してもいいかな」と思い、残業するほどたまっている日は、残業しています。
帰宅するのが遅くなる、19時までには帰りたいという考えだった私は、その分まじめに仕事をするようになりました。
メリット6・部屋が片付く
部屋を片付けるようになりました。いや、片付けてはいましたが、リモートワークにあたって、かなりの物を処分しました。
使ってないのに持っている物ってすごく多くて、なんで持っているんだろうと悩み、本当に使う物だけを残して暮らしていきたいです。
会社のノートパソコンとディスプレイが支給され、デスクもごちゃっとしていたのを、すっきりするために購入した物もあります。
もっと早くやればよかった…
平日・在宅生活のデメリット
リモートワーク、メリットだらけでデメリットないのでは…
って思いませんか?
ダイエット中の私には、懸念していたことがありました。
フォームローラーを使えて体はほぐれるものの、そんなにたいして動かなくなるのでは…
この予想、大当たりでした。
デメリット1・歩かない、運動量が極端に減った
ふだんの通勤では、1日5,000歩前後は歩いていました。
それが今では、携帯の万歩計アプリによると100歩前後。
家なので、携帯を常に持ち歩いていないので、少なくなるのは承知。だけど、極端すぎますよね。
1日おきにはスーパーに出かけるようにしましたが、本来食糧さえあれば、出なくて済むのでがんばって出かけています。
デメリット2・すっぴん、部屋着で過ごしてしまう
リモートワークになって最初の週だけ、きちんと着替えて簡単なメイクをしていました。
しかし、もうだめ。だらけてしまっています。
メイクは、日焼け止めのみ。服は動きやすい部屋着です。
人間は外に出ないと、何もかもが億劫になるのですね…。
日差しが入り込む部屋なので、日焼け止め塗ってるだけでも、私えらいと思う。
デメリット3・お水代・電気代が気になる
会社にはウォーターサーバーがあったので、平日飲む水分は会社持ち。
ところが、ずっと家にいるわけです。
もちろんお水も私持ち。ふだんからお水は常備していましたが、消費量が増えました。
お水ではなく、白湯やあたたかい紅茶を飲む日もありますが、基本はお水なので、お水代がかかりそうです。
デメリット4・意外と銀行・郵便局の用事が1時間で済ませられない
お昼休憩は通常通り、1時間と決められています。
会社のときは、ほとんどお弁当でしたが、たまにランチに行って、その後に銀行や郵便局に寄って用事を済ませることが可能でした。
自宅からだと、郵便局は徒歩15分程度あるので、なかなか1時間以内で行こうと思えません。
細々とした用事を済ませるのって、やっぱり出かけなくちゃいけないんですよね。
「会社のあとに寄る」みたいなことが極端に減り、節約できたこともありますが、用事を済ませるために出かけるのが面倒です。
【結論】派遣社員でも、自己管理能力低くても、リモートワークで仕事はできる
私は、仕事はきっちり縛られていないとできないと思い込んでいました。
当たり前だった出勤して仕事して帰るということがなくなり、家で仕事をするメリットが意外にもたくさんあることに実感します。
家ではだらだらするのが好きで、集中力は切れやすいし、目の前の気になることばかり気にしてしまいます。
「家で仕事できる人、まじ尊敬」と思っていたのですが、時間も決まっていて習慣化されれば、何の問題もなくできました。
自分では自己管理能力低いと思っていましたが、意外とできているのでは…?と、自己評価が高くなりました。
ただ、これが1年、2年と続くと正直つまらないかもしれないと思います。
家族と暮らしていなくて、一人暮らしの人は喋る機会が減ります。
自粛期間が明けて出勤したときに、かなりの勢いで同僚たちと喋りました。そのことに気づいたときに、「だれかと喋る」って大事なんだと知ったんです。
家も大好きだけど、出かけるのもわりと好き。そんな人がいちばん多いはず。
だから、今後もリモートワークですが、出かける機会を増やしてストレスをためずに働いていきたいです。
派遣社員のリモート生活のメリット
- 宅配便が受け取れる
- マッサージ機・フォームローラー使い放題
- お弁当作る手間が省ける
- 好きな温度で仕事できる
- 通勤時間がない
- 部屋が片付く
派遣社員のリモート生活のデメリット
- まじで歩かない
- すっぴん部屋着で仕事をしてしまう
- お水代と電気代の心配
- 地味な用事のためだけに出かけるのが億劫
自分が働きやすい仕事をするのがいちばんですね