歯列矯正を2019年4月から始めて、約2年弱。現在、2021年3月もまだまだ矯正中です。
矯正を始めた頃は、まさかコロナ禍でマスク必須の世の中になるとは思いもしませんでした。抜歯をして顔が腫れていたときはマスクをしていましたが、今は毎日毎日マスクの日々。
しかも、仕事が在宅勤務になってからはまったく表側のワイヤー矯正していることが気にならなくなりました。
家にいることが多くなり、外に出かけるのもマスクで隠せる状況の世の中は、歯列矯正したい人にとっては絶好のタイミングといわれています。
私はすでに歯列矯正中なので、この時期にやってよかったと思っています。マスクしている間に、小顔マッサージやダイエットも続けて、整形級に変わってやろうとも考えています（笑）
「コロナ禍で矯正って実際どうなの？」「そもそも30代の歯列矯正ってデメリットもあるんじゃない？」と悩んでいる方に正直にお伝えします。
目次
コロナ禍の歯列矯正・メリットは口元を気にしなくていいこと
表側のワイヤー矯正のデメリットは、口元が気になると感じている人も多いはずです。
接客業が長かったので、毎日気になっていました。特に外国人のお客様を対応するときは、笑顔で笑いたいのに歯並びばかりを気にして、うまく笑えなかったように思います。
接客業から事務に転職し、電話もなく、喋ることが少ないので、噛む心配もないと思い、私は歯列矯正を始めました。
誰かにずっと見られる仕事ではないので、心置きなく歯も抜いたし、表側のワイヤーも気にしていませんでした。
ただ、やっぱり友達や知り合いと喋るときは、口に手を当てていたので無意識に隠したいと思っていたのかもしれません。
マスクをしながら喋るのがふつうになった現在。口元は隠れているのでまったく気にならなくなりました。
当たり前のことかもしれませんが、精神的に楽になった気がします。
表側ワイヤー矯正のメリットは、マウスピース矯正より早く動きやすい、料金が安い、歯並びが悪くてマウスピース矯正やインビザラインが無理な人も可能など、たくさんあります。
もちろん、個人差はありますが、何より矯正って見た目がなぁ…って感じている人は、絶好のチャンスかもしれません。
コロナ禍の歯列矯正・デメリット【30代で始める人に知ってほしいこと】
私は、30代も半ば・35歳で歯列矯正を始めました。
コロナ禍になって、今のうちに「矯正したい」と考える人も増えたはずです。
確かにメリットは多いし、私って最高の時期に矯正したかもしれない…とも感じています。
ただ、自分の思ってたように歯が動くわけではないし、30代ならではの悩みもありました。
できることなら10代、20代のうちにやっておいたほうが、歯並びきれいになっていたかもな…と思います。財力があるなら本当に早くやればよかったと後悔。
30代歯列矯正中の悩み、デメリットもお伝えします。
マスクで隠れてるので歯磨きを家に帰ってからでもいいかと思ってしまう
これは性格の問題かもしれませんが、外食の機会が極端に減りました。
外食が減ったのはいいことですが、今までどこにいても食後はすぐに歯磨きをしていたのに、お店のトイレや洗面所に長居ができなくなったなぁと感じます。
長い時間、マスクを外して歯磨きしていると、ほかのお客さんが入ってきたときに何だか気を遣ってしまいます。
とりあえず口をゆすいで歯磨きは帰宅後にすることが増え、あまり口内環境がよくないと思っている日々です。
在宅勤務でコーヒー・紅茶ばかり飲んでいたら着色が気になることが増えた
私は仕事が在宅勤務になったため、自分の好きなタイミングでコーヒーや紅茶を飲めるようになりました。
会社にいるときは、ウォーターサーバーのお水か白湯ばかりでしたが、家にずっといるとコーヒーや紅茶などの着色しやすい飲み物も飲んでしまうようになってしまったんです。
お水や白湯を飲めばいいのですが、家にいると気分転換がしたくなるので、飲み物を変えて気分も変えている状態。
そのせいで、以前より歯が着色した気がします…。
ホワイトニング歯磨き粉は使っていますが、早く矯正終わってホワイトニングしてもらいたい、その方が白くなるはずなので、矯正終わりたい一心です。
歯ぐきが下がってブラックトライアングルができる
これがいちばんの悩みと言ってもいいかもしれません。
ブラックトライアングル。今まで、コンスタントに歯の変化写真を撮っていたのですが、歯の隙間が気になって気になって、撮るのをやめてしまったほどです。
もともとカウンセリングのときに、歯ぐきが下がってしまう、ブラックトライアングルができるかもと言われていました。
上の前歯にもでき、下の歯が動いてくると、やはり隙間だらけ。
そこにめちゃくちゃ食べ物が挟まるうううう！！
爪楊枝も使ってしまうので、よけいにブラックトライアングルを広げているんじゃないかと不安になっています。
理想的な歯並びがある方は、審美向けの歯医者のほうがいいかもしれません。いずれにせよ、丁寧にカウンセリングをしてくれる矯正歯科がおすすめです。
歯周病と知覚過敏が気になる
冷たい水で口をゆすぐと、歯がしみるときがあります。これが知覚過敏か？と疑いましたが、矯正中なので歯が動いている証拠でした。
非抜歯で歯を削った方などは、削った部分がしみるということもあるとか。
知覚過敏になる可能性がないわけではないので、ホワイトニングの歯磨き粉と併用して知覚過敏の歯磨き粉も買いました。
矯正前まで、もしかして歯周病だったのかもしれないと感じていました。歯医者さんに言われたわけではないですが、調べてみると予備軍だったように思います。
虫歯ができなかった時期は、歯医者も行ってなかったですし、歯磨きすると歯肉から血が出てきてゴシゴシ磨いていました。
矯正直前は、虫歯もなくホワイトニングにも行っていたので、めちゃくちゃ健康な歯にしました。しかし、歯周病予備軍だったせいもあって、歯ぐきが下がりやすくなっているのかなぁと思います。
とにかく、人は年をとるとどんどんガタがくる。それだけリスクが増えるんだなぁと思いながら生きています。
歯列矯正スタートしたばかりは痛みがきつかったけど、痛みは慣れる
麻酔の注射くらいなら平気なタイプでしたが、4本抜歯をして、ロキソニンを飲まなきゃ痛すぎて仕事ができないという辛さを経験したのは人生初めてでした。
なんかずっと痛いなぁ…っていう日々。
ワイヤー矯正になってからより抜歯のが痛かった記憶です。
つい先日のワイヤー調整も痛かったですが、2、3日経つと慣れてきました。
「太いワイヤーにして隙間を埋めていくから、今回は痛くなるかも」というお知らせがあり、覚悟してました。調整日当日の夜は、痛くて噛むのが辛かったですが、人間って慣れる生き物なので大丈夫です。
痛いなぁって思いながら噛んで、食べてます。
一週間、ゼリーとかヨーグルトの生活になったことはないですし、矯正のおかげで痩せたという喜びはまったくありませんでした。
痛みを乗り越えれば、楽しい未来が待ってると信じないとやってられませんね！
「ほうれい線が気になる、顔が伸びる」は人それぞれ（たぶん運と努力）
30代の悩みとして、ほうれい線問題も気になっていました。もともと童顔なので、ほうれい線を気にせず生きていて、もしできたらそれは老化と受け止めようと考えています。
鼻の下の「人中」が伸びるケースもあると聞いているのですが、今のところぜんぜんわかりません…。
芸能人の写真とか比べてみると、顔って伸びるんだなぁと思うことがよくあります。伸びたら伸びたで、これも老化なのかな…とも感じます。
そもそも2年経って顔が変わらないわけないと思います。
特に、女性は髪型やメイクやダイエットで本当に顔が変わります。髪型を変えただけで雰囲気変わるので、歯が変わったらもっと変わるだろうなぁ。
ほうれい線や人中を気にするより、横顔のEラインがすっきりするほうが美人に近づくと信じています。
マウスピース矯正がいいのか、非抜歯矯正がいいのか悩んで時間が過ぎる
30代は時間がないです。時間は作らないとありません。
仕事が忙しい、育児が忙しい時期でもありますが、あっという間に20代が過ぎたように、30代も秒速で過ぎる気がします。
まず、矯正をするべきか悩んでいる時間がもったいない。
私も20年くらい悩んでいたのでわかりますが、時期を見計っていると、矯正するタイミングを失う可能性があります。
矯正歯科を調べるのも時間かかるし、矯正方法を決めるのも悩んでしまいます。
本格的に矯正を始めたいって思うまでも悩みましたし、とにかく悩んでいた時間なら誰にも負けないくらいだと思っています。（笑）
人生一回きりだし、何も考えずに笑顔で笑いたい、そのためなら頑張ろうと決めてからは世界が変わりました。
大袈裟ですが、決心してからの行動は早くて、今では「あんなに悩んでたのになぁ」と笑えるくらいに悩みが減りました。
こうしてデメリットばかり検索して歯列矯正が遅くなる
歯並びが悪いというコンプレックスを解消したくて、したくて。それでも、歯列矯正は痛くて辛いというイメージがありました。
デメリットばかり検索していて、おこってもいない未来に「こうなったら嫌だなぁ」と毎日考えていたんです。
それが自分に起こった出来事ではないのに、モヤモヤ考えているわけです。
メリットもあるのに、デメリットを見て、自分で「矯正をやらなくてもいい理由」を探していたのかもしれません。
お金が理由で迷っているならやったほうがいい、お金以外で迷っているならそんなに悩んでいないはずだ。誰かがそんなことを言っていたような気がして、私の矯正の最大の悩みは「お金」でした。
いざ払うとなると思ったより払えるもんだなと、感じます。。。
そりゃ月に3万円以上出ていくのは悲しいけど、明るい未来のためならがんばれるのです。
未来への投資はいつだって大事です。
30代で歯列矯正失敗しても、まだ40年50年ある。矯正のための2年は早かった
歯列矯正を始めるまでは、「30代で今更」「ここまできたなら治さなくてもいいかな」「お金かかるし、その分違うことに使いたい」と考えていました。
しかし、多少デメリットや気になることはあっても、私は歯列矯正をやってよかったと思います。
あの時、決断してよかったと自信がもてるようにもなりました。
昔の歯がガタガタな頃の写真を見返してみたら、本当に歯並びがひどかった…。ぱっと見ではわかりにくくても、気にしているのは当の本人。
抜歯が痛くても、ワイヤー調整が痛くても、人生に与えられた痛みベスト3には入らない。（と思う）
やってみれば2年はあっという間で、あと1年くらいはかかるけど、ワイヤー器具がとれるときは感動するんだろうなぁと今から期待しています。
おわったら、ホワイトニングして思いっきりフロスもしたい。フロス好きなのに、器具があってできないのがストレス！！
それまで、小顔体操もして整形並に変わってやるぞと決めました。
30代の今、迷っている・悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
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