おじさんがきもい。
おじさんと一緒に働きたくない。
できれば、もうおじさんと仕事がしたくない。
自分がおばさんになるのはわかっているのに、どうしても「おじさんキモイ」って思ってしまう。
実は、こんなことを思うのって最低かなって感じていた。
おじさんだって生きてるし、家に帰ったら嫁と子どもがいるだろうし、ちゃんと住宅ローンや車のローンを払って、人を養っているはずだ。
それなのに、その辺の小娘もどきのアラフォー女が「おじさんキモイ」って思ってごめんね。なんて一応考えていたのだ。
でも、やっぱりだめだった。
おじさんはきもい。
Contents
おじさんはなぜきもいと思われるのか?
おじさんだって必死に生きている。
しかし、たまたま電車に乗り合わせたおじさんのことを「キモイ」って思うのだ。
ただ静かに生きているおじさんなら問題ない。静かに生きているだけなら、存在しないといっしょだから。
きもいおじさんは、常に何かを発している。じろじろ見てきたり(変な視線)、ブツブツ言っていたり(変な独り言)、なんとも言えない臭い(つまりくさい)を発している。
なぜそうなってしまうのだろうか。自分のことに気をつかってこなかったのだろうか。
清潔感のあるおじさんなら「キモイ」って思わない。
人は見た目が9割。行動が1割。
まずは、きもいと思われることをやめてみたらどうだろう?
きもいおじさんたちは働かない、きもいと言われることをやめよ。
私がきもいと思うおじさんたちは、総じて働かないことが共通している。
働いている、仕事ができる男性はかっこいいのだ。
働かずにいかに楽して給料をもらうかを考えているのはバレバレで、かっこ悪い。
そんなかっこ悪いと感じる人は尊敬できないし、思ってもないのに「すごいですね」なんて相槌がうてない。
すごいって言われたいなら、まずはそのきもい行動をやめてほしい。
そして働け。
いきなりタメ口おじさん
おじさんは、なぜかタメ口である。最初に敬語をつかっていた人さえ、こっちが気まぐれに返信したら、いきなりタメ口で返事が返ってきた。
タメ口の何がいけないのか。
それは「敬意を払われていない気がするから」だ。
そんなことないと否定するおじさんもいるだろう。しかし、年下女性にはタメ口をつかってしまう人も多いはず。年下ならいいじゃないかって思うかもしれない。
しかし、我々女性はお前の彼女でもないし、奥さんでもないし、母親でもないのである。
もともと仲良くしているおじさんなら、別にタメ口でも構わない。
距離感を間違えているのに気づかず、会ったこともないのにいきなりタメ口でDMメッセージを送ってくるおじさん。
そう、お前のことだ。まじきもいから。
たいして仲良くない奴に多いよね
タバコ臭いおじさん
おじさんは臭いと言われる。かなしいことに、これは真実である。
タバコ吸ってるおじさんほど、強烈なものはない。
タバコ吸っていても、あまり臭いを感じない人もいる。「え、吸ってたの?」というくらいに。柔軟剤や香水、口臭ケア、消臭ケアに工夫をしているそうだ。
なぜ、ケアできる人がいるのにおじさんはケアができないんだろうか。
おじさんの嫁や子どもから「くさい」って言われないのかな?
でも、絶対言われてるはずだ。「言われたことない」そこのおじさん。絶対言われてるからな?
「くさいにおい」は害である。
タバコ臭に、口臭と加齢臭が混ざったらカオスだ。
ゲーム好きおじさん
やたらスマホを触っているおじさん。
どうやらずっとゲームに夢中らしい。ポケモンGOだか、ドラクエウォークだか知らないけど、ゲームやらないと死んでしまうみたいである。
歩きスマホのおじさん。
はっきり言って邪魔なんだ。
「ゲームなんて誰でもやってるよ」って思うだろうか?
確かにみんなゲームをやっている。ゲームオタクもいる。その人たちを否定しているわけではない。
しかし、仕事中にゲームをやっているおじさんはどうなんだろうか。ソリティアくらいいいじゃんと思うか?
ソリティアに夢中なおじさんに、どうしても話しかけて指示を仰がなくてはいけないとき、我々はどうしたらいいと思う?
太っているおじさん
自分が太っているのは誰にも迷惑をかけていないと思っていないだろうか?
おじさん。
太っているときは気づかないかもしれないが、本当に迷惑なんだ。
おじさんが座っているデスクの後ろは狭くて、通りづらいし、できれば通りたくない。だからおじさんの後ろに重要なファイルを置かないでほしい。
何より太っていると威圧感がある。威厳ではない。い・あ・つ。
威圧していないつもりかもしれないが、周りはなんだか遠慮してしまう。
遺伝や病気で太ってしまうわけでない限り、人は痩せたほうがいい。健康がいちばんである。
自分の不摂生のせいで「健康診断引っかかっちゃって再検査だよ」なんて笑い話にならないし、それに付き合うのは勘弁なのだ。
「大丈夫ですか?」なんて心配してあげるのも、面倒だということに気づいてくれないだろうか。
再検査の日とか病院通う日とかで、平日に休みや早退まつり。こっちは会議の日程を調整したいだけなのに。
め・い・わ・く。
これでもまだ太っているのはやめられませんか?
独り言ブツブツ言うおじさん
独り言をつい言ってしまうおじさん。ついつい、どころではない。
ブツブツ、常に何か言っている。どうしたんだ。何が言いたいんだ。しかも聞き取れない大きさの小声である。
話しかけられているわけでもないのに、おじさんが何か喋っていると気になってしまう。
だって、うるさいから。
気になったことがあるのはわかる。メールの返事がなかなかこない。返事がきても、何言ってるか理解できない。なんだこいつ。って思う。
そんなのはみんな思っている。思っているけど、独り言として発さない。独り言を言わずに、隣の同僚に話しかけるものだ。
独り言は言ってもいいけど、仕事中は周りに人が働いているのを忘れないでほしい。周りの人も仕事中だ。
仕事で何か嫌なことがあったら、誰かと共有すればいい。独り言をずっと言っていると、周りの人が仕事に集中できない。
集中力は働くうえで大事だ。気が散ってしまったら、仕事もミスしてしまうかもしれない。
そういう周りの人のことを気にしたことあるのか?
ただの独り言だからいいじゃん。って思っていないか?
誰かと一緒に仕事をしていることを忘れるな。
ブツブツ言ってるだけで、きもいんだ。
だけど、話しかけたら負けだと思う。
ワードエクセルメールのやり方を聞くおじさん
パソコン時代に取り残されたおじさん。
そんなおじさん、まだいるの? って思うだろうか。それが残念、いるんだ。
添付の仕方がわからない、エクセルはアナログ機能しか使えない。ソートすれば早いのに、ソートができない。
そんなことを私たちが教えなくてはいけないのだろうか。
Googleに聞けば教えてくれる。しかし、検索しても欲しい答えが出てこないと言う。「人に聞いたほうが早い」という理由で、周りの人に聞くのだろう。
人に聞くことも大事だ。
しかし、自分で勉強していない、自分でまず調べることをしていない者に教えたくない。
そんなおじさんこそ、何回も教えてもまた聞いてくる。
記憶力も理解力もないおじさん。
アナログでいいから、自分の手帳にメモれや。パソコン内のメモ帳に残して、デスクトップに保存してなくてどこにあるか探せないとかまちがっても言うんじゃないぞ?
世間話が好きなおじさん
おじさんは世間話が好きだ。
それは、若い子と共通の話題が見つからないからだ。
見つからないんだったら無理せず、喋りかけなくていいのに。でも、沈黙がいやだと言って話しかけてくる。
「明日雨予報だ」とか、「電車が遅延している」とか。
中身のない話。これも時に必要だし、それくらいの世間話に付き合ってあげなくてどうするの? と思うだろうか。
でもさ!!
私に話しかけなくていいんじゃないだろうか?
まぁまぁ若い部類の女子と話したいという魂胆が見え見えである。私以外にも、女性はいるし、女性じゃなくても男性だっていい。
「そうですねー」ってニコニコ受け答えされることを望んでいるんだろう。
しかし、おじさんの世間話に付き合うほど、こっちは暇ではない。わりと忙しく仕事をしているのだ。
おじさんは私たちの仕事内容が理解できないかもしれないが、下っ端の私たちは忙しい。
おじさんたちが働かなくてもお金がもらえるように、働かなくてはいけないのだ。ただ、部下と話してお金もらえるだけなら、黙ってデスクにいてほしい。
世間話で、仕事を遮るんじゃない。どうしても話し相手がほしいなら専用秘書を雇え。
プライベートお節介おじさん
世間話の延長で、「最近どうなの?」って聞いてきちゃうおじさん。
ハラスメントに厳しい時代になったのに、やっぱり聞いちゃうおじさん。
とにかく、彼氏の話とか旦那の話とか聞きたがる。
「いい人はいないの?」なんて結婚していないと結婚を勧める。結婚を勧めてもいいけど、結婚したくなるような旦那さん像をお前は体現できているのか?
会社で働かない、嫌われているおじさん。それが旦那さんだったらとてつもなく悲しい。
「結婚しろ、結婚しろ」と言うならば、結婚したくなるような生活がイメージできるような、理想の旦那さんを演じてみせてよ。
そして、私に似合うパートナー候補を連れてきてから言ってほしい。
住んでいるところを聞いちゃうおじさん
「どこに住んでるの?」と聞いちゃうおじさん。それをSNSでも聞いちゃうおじさん。
会ったら詳しく教えるけど、誰でも見えるようなSNSのリプライで聞いちゃうのは、たいていおじさんだ。
引っ越したからと言って、なぜお前に教える必要があるんだろうか?
こんなSNSで言うと思ってんのか?
近かったら、ごはん行けると思ってんのか?
ネットストーカーに遭ったら責任とってくれるの?
そういう答えづらい質問は、SNSではしないでおこう。
愛されるおじさんになる努力はするべきである
こんなに嫌われていたらおじさん生きる価値なしって思うだろうか?
「おじさんきもい」という世の中でも、かっこよくてちゃんと働いていて稼いでる男性は素敵である。
結局は、金なのか?
そう、稼いでいる男性はかっこいい。
稼いでるからこそ、見た目が大事なのもわかっていて、清潔感がありジムで筋トレしている余裕もあるのだ。
お小遣い制で「ジムにも通えない」なんて言う前に、ジムに通える財力と時間の使い方を身に着けるべきなのかも。
そのためには「努力」だ。
そういうおじさんは尊い…
挨拶は大声・元気なおじさん
「おお、おはよう!」
と元気よく声をかけてくれるおじさん。
つい、笑いながら挨拶返しちゃうくらいに元気。
こちらが「おはようございます」って挨拶しているのに、ゲームに夢中で返事すらしないおじさんより、よっぽどマシだと思いませんか?
挨拶をきちんとするおじさん、素敵です。
社員も派遣もバイトも全員気遣ってくれるおじさん
正社員には甘いけど、派遣やアルバイトだけに厳しい差別おじさんではなく、みんな分け隔てなく接してくれるおじさん。
派遣でも飲み会に誘ってくれたり、ちゃんとお土産のお菓子も渡してくれたりする。
忘年会や送別会もきちんと「無理しなくていいから、良かったらきて」というスタンス。
さりげない気遣い、強要しない精神のおじさん、素敵です。
太っ腹で気が利くおじさん
盛大な送別会はやってほしくないと伝えたら、「それでもお世話になったから、良いお店で内輪で行こう」と言ってくれたおじさん。
美味しいお肉やワイン。少人数で気兼ねなく行ける食事なら、おじさんと言っても問題ない。
チョイスした店が美味しいのはもちろん、スマートに払ってくれるおじさん、素敵です。
きもいおじさんのあしらい方なんて身につけずにおじさんがいない会社で働こう
おじさんと働く。
これはしょうがないと思っていた。
高齢化社会だし、圧倒的におじさんの数は若者より多い。
そして何より自分もおばさんになっていく。
かなしい現実だ。
しかし、おじさんと働かなくてもいい会社があることを知った。私は、この1年おじさんといっしょに仕事をしていない。
周りの同僚たちは20代、30代。教えてくれるときもわかりやすいし、柔軟で、手の抜き方さえも教えてくれる。
おじさんたちみたいに長話をするわけでもなく、仕事は仕事。雑談は雑談。割り切って仕事ができるのだ。
働かないおじさんがいない職場を探すためのポイント
- 転職先の年齢層をかならず聞く
- 職場全体の年齢層だけでなく、部署や上司・同僚の年齢層もだいじ
- 転職エージェントや派遣会社に希望を伝える
パーソルテクノロジースタッフ
パーソルテクノロジースタッフなら、専門性が高い分野の求人が紹介してもらえます。
特に、IT・Web関係はおじさんたちは弱い。20代、30代が活躍している業界なら、おじさんの意見より若者の意見が採用されます。
しかも時給は高め。少しでも知識や経験があるなら、Web関連に強い派遣会社に登録してから求人を探すのが近道でしょう。
やみくもに大手派遣会社でひたすら求人を探すより、手っ取り早く条件の良いところが見つかります。
おすすめポイント
派遣ではめずらしく、通勤交通費を別途支給!
テンプスタッフ
テンプスタッフなら、求人数も多いので「わがまま条件」でも探してくれます。
おじさんと働きたくないなんて言わずに、できれば同年代の「20代、30代が多い職場希望」と伝えましょう。
そんな会社なんてある?
社長や上司はおじさんじゃない? って思いませんか。
今はあるんですよ…。20代でも30代でも起業している会社が。また、トップはおじさんかもしれませんが、部署によっては20代・30代ばかりという会社も増えています。
ストレスの少ない会社を探してもらいましょう。
おすすめポイント
求人を探している期間でなくてもおすすめ求人をメールで送ってくれる!
おじさんがいない職場で働くためにやることは3つ
- 縦社会・体育系な考えの会社で働かない
- 20代・30代という年齢層の会社を探す
- IT系スキルを身につけるのもおすすめ
おじさんは悪くない。きもいおじさんが苦手なだけ。
きもいおじさんがストレスになっているあなた。
今、働いている会社は年功序列で給料が上がるような会社ではありませんか?
そんな会社はおじさんたちばかりになります。
おじさんたちは転職したがらない。失敗と嫁を恐れている。
だから、自分が職場を変えるしかないんです。
私たちはおじさんたちより若く。スキルも柔軟さも身につけているはず。
スキルに自信がないなら勉強するしかありません。
知識を増やして、自分がストレスなく働ける環境を探す。それが転職を成功させるいちばんの近道です。
手っ取り早く転職したい人は、まず気になる派遣会社や転職エージェントに登録してみるのもおすすめ。今は、オンラインで登録完了できるのも嬉しいところ。
おじさんと働きたくない。そんな理由で転職してもいいんですよ。
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