バイトがバックレる季節になりました。
最近、入ってきた新人バイトが音信不通です。
良い子そうでも、仕事できそうでも、バイトばっくれる人はばっくれるんだよね。
実は私も一度だけ、バイトをばっくれたことがあります。
真面目そう、ちゃんとしてそうと思われている私でさえバックレ経験があるので、普通の人なら尚更「バイト、ばっくれたい」と思ってたことはあるのではないでしょうか。
アルバイト先のばっくれ率は意外と高い

アルバイト先の職場が面接をして採用した人を見るように、私たち採用されるバイト側も職場を見ています。
人事目線の人が多く、バックレなんて絶対ダメだろと思っている人もいますよね。
しかし、私たち採用されたバイト側にも選ぶ権利はあるのです。
「この職場いい加減だなー」「人間関係ヤバすぎワロタwww」なんて職場ならバックレられても、正直しょうがないと思います。
あとは単純に、仕事内容が思ってたよりキツイ、職場に全然なじめない、まじでバイト楽しくないとシフトに入るたびに感じることが増えると、辞めたくなります。
私自身、20社以上のアルバイト先を見てきましたが、どこでもばっくれる人はいました。
そのバックレ率は、なんと90パーセント以上です。
みんなが働いてみたいといわれるような会社でも、人気バイトでも、バックレはなくならないのです。
私がバックレたアルバイト先は喫茶店

私は喫茶店やカフェなどの飲食店のアルバイトが好きでした。
働くのはチェーン店が多く、初めて個人経営っぽい雇われ店長がいる喫茶店でバイトをすることにしたんです。
面接も即決で「明日から来て」みたいな感じ。
契約書や時給がいくらとか、きちんとした話がありませんでした。
シフトもお店にかざってあるカレンダーに書き込むだけ。
ちょっとそんなアバウトでいいの?
と不安いっぱいになったんです。
バイト初日に行くと、まぁまぁ忙しいランチタイムで一緒に働くのは中国人の女の子でした。
テキパキと仕事をこなす彼女とド新人の私。
そして店長がキッチンに入るスタイル。
できた料理を運んで、お客さんが帰ったら片付ける。洗いあがったシルバー(スプーン・フォーク類)を拭く。
初日に仕事をした感じは「まぁ、こんなもんかな」という感じでした。
私のばっくれ原因は「通うのが面倒」
そもそも家からチャリで通う距離で、少し駅からも遠い喫茶店でした。
もともと転職のタイミングで決まっていた仕事があり、朝から夕方まで働くフルタイムで、喫茶店は掛け持ち先です。
どうしても本業の仕事が優先になり、副業として始めた喫茶店バイトに私は重きをおけなかったんです。
喫茶店側は、ランチタイムに入ってほしい、モーニングや夕方からのシフトは入れてもらえないようでした。
そして、通うのがだるい。
ばっくれ原因のいちばんの理由は、「本業あるし通うのが面倒」ということ。
初日に思った「もう行きたくないな」という理由
私がばっくれた原因は、通うのが面倒ということでしたが、ほかにも最初に感じた違和感が消えませんでした。
ちゃんと給料振り込まれるのかなぁ。
銀行口座とか聞かれてないし、契約書もなかったし、シフトカレンダーだし。
そんな不安。
採用になって、バイト初日は色々な手続きをするものです。忙しいからしないなんていうのは、不信感が募るだけ。
書類の手続きがなかったことも、ばっくれ原因の一つでした。
バイト、初日でバックレたらどうなる?
私は、喫茶店バイト初日でもう行きたくないと思い、次のシフトの日に無断欠勤しました。
案の定、店長から電話がかかってくるわけです。
時間をずらして、夕方、夜、朝。
思った以上に、電話ががんがんかかってきました。
全部、私は着信拒否。
バックレて電話拒否したら店長が夜中に家にきた
電話に一切出なかった私は、もうなかったことにしたいと思い、そのまま過ごしていました。
当時、一人暮らしをしていて彼氏が泊まりに来ていました。
そしたら、まさかの夜中1時すぎにインターホンが鳴ったんです。。。
インターホンのカメラに映ってるのは、喫茶店の店長でした。
彼氏も「だれ?」と聞かれるし、私は「わかんない、知らない人、こわすぎ」と言い切りました。
いくら喫茶店が忙しくても、夜中に自宅に来るのはホラー案件です。
電話を拒否ってる私、バイトばっくれた私が悪いのは百も承知ですが、夜中1時に人の家に訪ねようとしますか…?
夜中1時に店長が来た以降は?
少なくとも、私が家にいる時間帯で店長が来たのは、夜中1時の一回限りでした。
もしかしたら、本業で働いていたときにも来ていたかもしれません。
しかし、この夜中に店長が自宅にやってきた事実を含めて、もうばっくれてよかったかもと思ったほどでした。
もちろん、初日の給料は振り込まれていません。いらないくらいの労働でした。
ばっくれたくならないバイト先の見つけ方ポイント

バイトをばっくれるのは最悪です。
ばっくれたのは、この喫茶店バイトの一度きりですが、後味わるいことわるいこと。
だったらしなきゃいいじゃんって思いますよね。
今のバイト先、もうばっくれちゃおうかなと考えているあなたに、私のような思いをしてほしくないので、バックレたくならないバイト先の見つけ方を教えます。
飲食店などのお店でバイトしたいなら一度は客として行く
接客バイトをしたい人におすすめなのが、お客さんとしてバイトしたいお店に行くことです。
自分がバイトしたら「こういう格好をするのか、こういう仕事をするのか」とわかるのがいいですよね。
素敵な店員さんがいたら「この人と働きたいなぁ」と思って、応募したこともありました。(その後採用されてめちゃくちゃ仲良くなりました!)
面接のときの店長や同僚の雰囲気を見る
面接は緊張しますよね。私もほとんど覚えていませんが、面接官である店長や代理の副店長や主任の雰囲気をみましょう。
「仕事できなさそうだな」と思うこともあれば、「この人は厳しくて面倒かもしれない」なんてこともあります。自分が厳しいのは無理と思っているなら、やめたほうがいいかもしれません。
バイトに対する言い方やお客様に対する態度を、重視して見ておきましょう。
契約書や就業規則をきちんと確認する
私が不安になった原因その1です。
大手企業やチェーン店など、バイトをたくさん雇っている店舗は、しっかりしているところが多いです。就業規則を店長といっしょに確認する時間もあるほどです。
給料口座の手続きや、IDカードの発行、制服があれば採寸をすることもありました。
こういった諸々の手続きなしで、いきなり「じゃあ働いて」なんて言うところは危険です。
バイトでも契約書はあります。きちんと確認しましょう。
交通手段や通いやすさを重視する
私がばっくれた原因である「通いやすさ」は、本当に大事です。
アルバイト先は、家の近く、学校の近く、駅の近くで決めることが多いですが、少しでも遠いと行く気をなくします。
バイトの日は、雨の日も雪の日もあります。自転車なら5分なのに、歩いたら15分かかることもありました。
駅近のバイト先なら濡れなくて済んだのにと思うこともありました。
行くのだるい距離のバイト先は、本当にやめましょう。
店長に相談する
「バイト、ばっくれたい」と思ったなら、ばっくれちゃえばいいのではないかと言いたいところです。
しかし、ばっくれる前にできることがあります。
辞めたいと思っていることを、すぐ店長に相談してみましょう。
通うのがだるい→チェーン店なら家の近くの店舗に異動できるかも。
なじめない、いやな人がいる→入るシフト時間を変更してもらう。
仕事が合わない→期間を決めてその日までがんばる。
このように、大人に相談すると解決策が生まれます。自分が何がいやで辞めたいのかを明確にして、辞めたい理由を相談してみましょう。
案外、すぐに解決するかもしれません。
どうしても、店長に相談ができない、誰にも言えない人は、流行りの退職代行もおすすめです。
参考:退職代行はバイトやパートでも利用できる?料金相場や利用方法を解説
バイトをばっくれる前のおさらい
ばっくれる原因は、自分にも職場にもあります。
しかし、ばっくれる前にやれることはたくさんありました。
おさらいしておきましょう。
- 飲食店などのお店でバイトしたいなら一度は客として行く
- 面接のときの店長や同僚の雰囲気を見る
- 契約書や就業規則のきちんと確認する
- 交通手段や通いやすさを重視する
- 店長に相談する
私はすべて実践してきましたが、なかなか辞めたいと相談しても辞めれないこともありました。
ばっくれた経験も今では懐かしい思い出ですが、なかなか忘れられません。
なんで連絡くらいできなかったんだろう?と思います。
人生で後悔していることの一つに入るくらいです。
今のバイト、ばっくれる前にばっくれたくならないバイト先を見つけて、楽しくバイトを続けられるといいですね!
応援しています!
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