脂漏性皮膚炎になって痒みがあると、とても辛いですよね。
痒すぎて眠れないということもあります。
少し寝る前に思い出してみてください。
飲み会などでお酒を飲んだあとに、頭やおでこがよけい痒くなったりしませんか?
仕事でしょうがなく、飲みの場に行かなきゃいけないパターンも多いですよね。
私はなかなかお酒で痒くなることに気づけませんでした。
目次
私もなかなかやめられなかったお酒
私もよく飲み会に行きましたが、脂漏性皮膚炎になってからは苦痛でしょうがないです。苦笑
先日、友達とごはんへ行ったときも、一杯だけお酒を飲んでしまったんです。
トイレに行ったらびっくり!
「頬がカサカサして皮めくれてる…」
帰りたい。涙
帰りはマスクして帰りました。
また、別の飲み会ではお肉を食べていたので、サワーを2杯くらい飲んでしまったんです。
もう帰ってる途中や、夜には痒くて痒くてたまりませんでした。
友達の付き合いで新宿二丁目で飲んでいたときも、脂漏性皮膚炎が悪化するんじゃないかな?と思って、ぜんぜん楽しく飲めませんでした。
私は、おそらくお酒が強く何でも飲めるし、飲まされるので平気だと思っていました。
しかし、煙草の匂いも嫌いだし、お酒を飲むことで肌が荒れるのなら、いっそ「酒をやめよう」と決心しました。
こんなに酒が原因なのか?って疑っているのに、酒をやめなかった私もだめですね。
友達に「私、断酒する」と宣言してからは、お誘いがきません。笑
脂漏性皮膚炎の人にとってお酒が悪い理由とは?
では何故、お酒を飲むと脂漏性皮膚炎が悪化するのでしょうか?
皮膚科に行っても「断酒しろ」と言われたことはありませんし、お酒が原因の場合は控えるように言われるはずですよね?
お酒が原因だという医学的な根拠はないようです。
しかし、「お酒をやめてから、症状が落ち着いた」という口コミもよく見かけるのも事実です。
アルコール分解はビタミンBを消費している
一生懸命サプリを飲んでいた私は、自分で意味のないことをし続けていたのです。
せっかくビタミン補給をしていたのにも関わらず、お酒を飲むことによってそのビタミンパワーはアルコール分解に使われていました。
本来、健康的な肌を取り戻すために飲んでいたものが、違うところに労力を注がれていて、まったく「ビタミン摂ってるのになかなか良くならないなぁ」という悲しい結果を招いたのです。
現在は、お酒をやめてチョコラBBと他にビタミンのサプリも摂っています。
明らかにお酒を飲んでいたときより調子が良いです。
肌の炎症を実は促進している?
アルコールには血管を膨張させて血行促進する作用があるようです。
確かに、お酒を飲むと体が熱くなります。
肌にもその影響が出てしまい、毛穴が炎症をおこしてしまっているようです。
もともと、肌のターンオーバーが正常にできていない脂漏性皮膚炎の肌ですから、少なからず影響を受けているといえそうですね。
糖質・脂質を摂っている
脂漏性皮膚炎にかかると、揚げ物や甘いものを控えたほうが良いとされています。
お酒がすすむと、おつまみ欲しくなりますよね。
ジャンキーなものはお酒と良く合います。
唐揚げ、ポテトフライ、、、美味しそうですよね。
また、お酒自体にも糖質が入っています。「糖質ゼロ」のビールや発泡酒があるくらいですからね。
どうしても飲み会が避けきれないサラリーマンの方もいるでしょう。
糖質が少ないお酒は、ウィスキー、ジン、ウォッカ、焼酎などです。
しかし、これが苦手だという人も少なくありません。
ウィスキーのソーダ割り・ハイボールは飲みやすいと思いますので、おすすめです。
ただ、お酒自体が脂漏性皮膚炎には良くありません。
避けれるなら、「病気で飲めない」と言って断るのも、完治へ向けての第一歩ですね。
お酒をやめられない方は減らしてみよう
私自身は、普段から毎日晩酌をするタイプではありませんでした。
家ではまったく飲みません。
以前は、梅酒も手作りしていましたが、作ったくせに飲まないというよくわからない状態です。笑
その代わり、外では結構飲むタイプでした。
激しい友達と遊んでいるときは、ゴハン→ハブ→ゲイバー→ゲイバーハシゴという朝までオールでタクシーで帰るという無茶苦茶な日が、月に1回~2回はありました。
テキーラやイエガーを続けて4杯くらい飲んでました。(何やってるんだ?)イエガーのが体に良さそうな味ですよね。
そんなことを毎月やっていたら、せっかく良くなってきた肌にダメージを自分で与え続けているようなもんでした。
まったく楽しくなかった二丁目の朝、私はお酒をやめよう。と思いました。
自分ではお酒が強い!と思っていても、私の肌は悲鳴をあげていたんですね。
お酒を飲み続けて、肌が赤くて痒い人生か、お酒をやめて肌がきれいな人生か、送りたいのはもちろん「肌がきれいな人生」ですよね。
脂漏生皮膚炎になって1年間禁酒した結果
ちょうど去年(2017年)の4月にお酒をやめました。
そこからまる1年、私はお酒を一滴も飲みませんでした。
私の意思はとても固く、ありとあらゆるお酒の誘惑を断り続けることができました。
その結果、「前はすごいお酒で肌が荒れていて…」と言っても、なかなか信じてもらえません。
「今は治ったんだからいいんじゃない?」と言われることも多かったんです。
それくらい化粧をしていれば、見た目も赤くはないしブツブツもなくなったということでした。
ただ、飲んだことによってまた痒くなったらどうしよう…と不安になるばかりでした。
しっかりと自分がきれいな肌だと自信がもてなかったんです。
今も、まだまだ美肌とは言い難いです。
しかし、去年の私と比べると明らかに肌が明るくなって、すべすべになっていました。
アルコールをやめただけの効果ではありませんが、スキンケアと食生活が大きいといえます。
一年後お酒を解禁したら脂漏生皮膚炎は再発した?
自分の送別会をひらいてもらう機会があり、一年禁酒していた私はお酒を飲んでみることにしました。
飲んだのはスパークリングワインと赤ワイン。
久しぶりのお酒はとても体内にしみましたが、もっと飲みたいとまでは思いませんでした。
それより酔いやすくなっている感じがしました。
そして、気になるのが「肌が痒くならないか」ということだけでした。
脂漏生皮膚炎になった以上、お酒を飲まないにこしたことはありません。
再発する病気といわれている脂漏生皮膚炎は、ちょっとしたきっかけですぐぶり返してしまいます。
肌が安定しているということは、この一年ありませんでした。
だから、不安材料は取り除くべきなのかもと感じた夜だったんです。
もうお酒は飲まなくてもいいかな?と思いました。
たまに飲むお酒は美味しいけれど、お肌が赤くなったり痒くなったりするほうがいやだから。
さて、あなたは禁酒しますか?
それとも、肌荒れのままでいいですか?
私の禁酒とお酒解禁体験が参考になれば幸いです。