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無意識に自分は人を傷つけているかもしれないということを自覚するべき

きのう、何食べた?ドラマ感想・ナナメドリ

他人との会話で、自分の発言がその人を傷つけてるかもしれない。

そんな風に考えたことがあるだろうか?

何気なく言った自分の一言。

それが、言われた人にとっては一生引っかかる言葉になっているかもしれない。

今、書いているこの文章も、実は誰かを傷つけているかもしれない。

今日もそんな風に感じながら、私は書くことを決めた。

ドラマ「きのう何食べた?」で思い出す無意識人間のはなった言葉

友達といっしょに渋谷のバーで飲んでいたときに、あまりにも悲しい言葉たちを浴びている現状を私は見た。

友達は職場ではゲイということを隠していたけど、夜の飲みの場では自分がゲイだということをオープンにしていた。

私といるとカップルに見られることばかりで、彼のハンティングを邪魔しているんじゃないかなと、あとになって感じる。

それは逆に違ったようで、私がいるから私といっしょに好みの人に声をかけやすかったようだ。

声をかけたいと思う人は、いい人ばかりだったけれど、向こうから声をかけてくる人たちは、きまって言いたい放題だった。

ゲイはみんなイケメンでかっこいいねって本当に思ってる人が多いこと

友達はジャニーズ系のイケメンで英語も喋れる帰国子女だった。

イケメンは声をかけられやすい。

女子からの逆ナンは当たり前で、すぐ連絡先を交換していて、彼の友達はサバサバしている美人が多かった。

美人たちも、彼を狙ってるわけではなく、ゲイだということをすんなり理解してつきあう人ばかり。

しかし、「やっぱゲイはイケメンなんだ、もったいない」という言葉を聞いた。

もったいないってなんだろう。

イケメンの遺伝子を残せないということだろうか?

夫婦でも子どもをもたないという選択ができる時代になりつつあるようで、それはやっぱり世間的にはまだおかしいと言われるように聞こえる。

人間なら、結婚して子どもつくって当たり前という価値観に、いつまで経ってもなんだか納得できない私は「もったいない」という言葉が嫌いになった。

もったいなくなんかない。

その人が幸せに生きられる選択なら、別にいいのに。なんで周りがガヤみたいにうるさく言わなきゃいけないんだろう。

ゲイだからといって「俺、狙われる」と思う人が多いこと

ゲイの友達は美人が多いので、美人と飲んでいることが多く、私はたまに「なんで自分はここにいるんだろう」と思っていた時期があった。

美人目当てに男が寄ってくるということもある。

友達がゲイだと言うと、ぜったいに「やべー俺狙われる」と恐怖に怯える人がかならずいる。

男だからといって誰でもいいわけじゃない。

あなたが女だからといって、誰でも抱けるわけじゃないように。(なかには誰でも抱ける人もいるかもしれないが)

好みのタイプはあるでしょう。色白で背がちっちゃくてかわいいとか。スラっとしたモデル美人がいいとか。

そんなことは考えたらわかるのに、どうしてもお酒の場で酔っているせいなのか、勘違いする人がたくさんいた。

「俺狙われてる?」という発言をする人ほど、どこにいってもモテないんだ。

だいじょうぶ。

お前なんか狙わないから。

それをよく私と友達はファミレスで、飲みのあとの反省会という名の愚痴り大会をした。



ホモって言う人がまだ多いこと

ノンケ(ストレート)同士の人の会話で、「俺、ホモじゃないからwww」みたいなこともよくある。

そういうことを言ってる人は、まだたくさんいる。

相手がぜったいに自分と同じ異性愛者で、ノンケで、ストレートだという確信をもっている。

自分が同性愛者って隠している人がいるっていうことにたいして、何も考えていないのかもしれない。

なんで、自分と同じだと思うんだろう。

人は人。自分は自分。

どんなに酔っていても、それだけは忘れないようにしたい。

家族と他人はちがう。友達と他人もちがうこと

家族が、もしLGBTだったらどうする?

ずっと言えなかったんだけど。

一生隠しておこうと思ったんだけど。

そんな風に、突然告白されたら受け止めることができるだろうか。

友達に「自分はゲイだ」と言われたときとは、また別の感覚になるだろう。

シロさんの料理友達・佳代子さんが、ドラマの第3話で言った。

「筧さんは他人だけど、娘がレズビアンって言われたら動揺する」(みたいな感じ)

妹に、万が一「レズビアンなんだ、わたし」って言われたら、私もきっと動揺するかもしれない。

友達のカミングアウトは何の抵抗もなく、リアクションもなく、「へぇー(やっぱそうなのか)」って受け入れることができたけど、家族はまた家族で受け入れることに時間がかかるのかもしれない。

せめて普通にしててほしいということ

男だとか。女だとか。そんなの関係なしに、人間同士としてまず付き合っていきたい。

どうしても「この人は、私が女だから仲良くしてくれてるのかな?」なんて思うときもある。

可愛いだとか。美人だからとか。若いからとか。女だからとか。

そんなこと関係なく、付き合える人たちはやっぱり少ない気がする。

私は、今結婚していないけれど、独身でも既婚でもいっしょにいて楽しい人とは飲みにいきたい。

普通に接してほしい。

それがきっといちばん楽しい気がする。たぶん。

世の中の「結婚しなくちゃいけない」風潮の重圧

アラサーのころから、日々感じていた「なんで結婚しないの?」という重圧は、アラフォーになったらますます強くなる。

結婚したくてもできない人もいる。

結婚をそもそもしたくない人もいる。

結婚はできればいいかなぁと人もいる。

結婚したいって思った人とじゃなきゃ嫌だという人もいる。

結婚できれば誰でもいいという人もいる。(いるのか?)

結婚しなくても幸せになれる時代に、あなたと結婚したい。というゼクシィのコピーに共感して結婚したくなった人もいる。

そして、結婚が認められていないからできない人もいる。

だから、言わないでほしい。

「なんで結婚しないの?」って気軽に。

「きのう何食べた?」より、「明日何食べる?」と言う人がほしい

きのう何食べたドラマ感想・ナナメドリ
引用:きのう何食べた?公式サイト

職場で話す「きのう、何食べた?」も好きだけれど、私は「明日、何食べる?」という人がいたらいいなぁと思うようになった。

一人で食べることに慣れてしまった私は、どうでもいいことを話すだけの人がいてもいい。

結婚願望なんてぜんぜんなかったけれど、人は変わる。

だから、人生の変化を受け止めて生きていくしかないんだな。

この意見は私の感じたことばかりだけど、いろんな発言をしている人にたいして、本当にそう思っているなら、そう思いながら生きていくのもしょうがない気がしてきた。

昔みたバラエティー番組の影響かもしれないし、毎日やってるニュースのせいかもしれないし、人の価値観なんてそう変えられるものではない。

ただ、他人を無意識に傷つけていることがあるということ。

ちょっとだけ自覚してほしいなって思っただけなんだ。



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ナナメドリです。リゾートバイト、スタバ、書店、ライブハウス、大学事務など、20社以上の職歴をもつ転職人生ブロガー。「もう嫌いなことはしたくない」好きな働き方を見つけるために、毎日ゆるく生きています。