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アラフォーで派遣社員から正社員に転職する方法【学歴なし・資格なし・転職多めの人向け】

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本格的に、派遣社員から正社員への転職を試みる決断をしました。

今まで、派遣やアルバイトで食いつないでいた私が、30代後半・アラフォーで正社員に挑戦というわけです。

一度だけ正社員になった経験はありますが、今まで正社員を避けた生き方をしてきました。

派遣と副業で何とかなるかなぁと思っていたのです。

しかし、2020年から2021年のコロナ禍において、派遣社員・非正規の現実を思い知らされました。何なら、まだ直雇用のアルバイトのほうが良かったかも?と感じたくらいです。

自宅待機中の補償の少なさ。

これにおいては副業してて本当によかったと思いました。

資産形成にも興味が出てきて、このままの収入じゃ不安すぎ。もっと収入アップして安定した生活に興味が出てきました。

アラフォーで、学歴もないし資格もない、ただ転職歴ばかりはたくさんあるフリーターのような派遣だった私が、正社員に転職した方法です。

アラフォーで派遣から正社員に転職する理由

派遣先の仕事は慣れたら楽だったし、継続的に更新もしてもらいました。

更新してもらっていた会社を続けるのが、スキルアップしないと感じたころに転職を決めました。

しかし、以下の3つを痛感してしまったのです。

  1. 次の派遣先がなかなか決まらなかった
  2. 派遣社員35歳定年説を感じた
  3. 無期雇用派遣に魅力を感じなかった

次の派遣先がなかなか決まらなかった

契約満了で辞める一ヶ月前くらいから、次の派遣先を探し始めました。

派遣会社のマイページからエントリーするのですが、ことごとく振られるのです。面談に進むことがありませんでした。

そのまま面談に行けることもなく、契約終了してしまい、さらっと派遣先を辞めたのです。(テレワークのためPC返却して終了)

面談に進めば、即日スタートで早く働きたかったのですが、面談に進めないんじゃ「もう無理かも」と思い始めました。

ナナメドリ
ナナメドリ
スキルや資格のなさも痛感しました

派遣社員35歳定年説を感じた

30代前半までは、派遣先も迷うことなく決まったイメージでした。

面談もすぐ行けるし、複数内定もらったこともあり悩んだこともあるくらいです。

そこまで仕事を選んでいるわけではないのに、決まりにくいのは「年齢」かなぁと思い始めました。

もちろんアラフォー以上の年齢の方も、派遣で働いている方はたくさんいるし問題ないだろうと思っていました。しかし、35も超えてアラフォーになった今、すごく年齢を気にしてしまいます。

ナナメドリ
ナナメドリ
単純にコロナ禍で求人数も少なくなってるのはわかりますが、若い子から優先されるのかなぁと感じました

無期雇用派遣に魅力を感じなかった

同じ派遣会社で、合計5年働いた計算になるので「無期雇用派遣」を勧められました。

このまま有期雇用で働くこともできるし、無期に切り替えることもできる。それは自分自身の判断だし、条件も変わってくるため、かなり考えました。

無期になってもメリットはありますが、「ここに行け」と言われたら行かなくてはいけないですし、派遣会社の社員という形ですので、正社員とは待遇が違います。

仕事を選べないなら、自分で選んだ正社員のほうがいいのかもしれないと思うようになりました。

ナナメドリ
ナナメドリ
自分の人生は、自分で選びたくないですか?

学歴なし・資格なし・転職多めの人間を雇ってくれる会社を探す

アラフォー・30代後半で学歴もないし、たいした資格もないし、転職歴だけがただたくさんある女。

そんな人間を雇ってくれる会社はあるのでしょうか?

派遣を続けていくと「自分は仕事ができるかも」と思いがちです。頼られていたり、「○○さんがいると安心する」と言われたり。これを鵜呑みにしてはいけません。

ただ、勉強してこなかった、資格も必要ない仕事しかしてこなかった、飽きたらすぐ辞めてしまうんだろと思われているに違いないのです。

こんな評価だと思い、希望条件や自分の価値観をふまえ、会社を選んでいきます。



条件「未経験OK・経歴不問」を選ぶ

未経験OK、経歴不問で雇ってくれる会社を選びます。

未経験の人を採用する会社は、研修がしっかりしているところが多く、人柄重視です。

採用人数にもよりますが、コミュニケーション能力が人並みにあれば、受かる確率が高いと感じました。

前職の経験を活かした業界を選ぶ

例えば、経理の経験があるなら経理事務、サービス業で接客経験があるなら、受付やコールセンター・販売など、前職を活かせる会社を選びます。

少しでも経験があると、やはり新しい会社でも飲み込みが早くなりますし、会社にとっても即戦力になるでしょう。

面接1回・即日スタートの会社を選ぶ

正社員の面接は複数回おこなわれることが多く、1次面接、2次面接と選考が長くなります。

元派遣としては、役員面接は慣れていないので緊張で死にそう、早く働きたいのに…と思うかもしれません。

私もそうだったので、面接1回の会社を選んでいました。選考期間も、1週間から2週間程度。

即日スタートということは、人手不足なのかなぁと思うので、少しだけ雇われやすいと感じました。

自分の優先条件を崩して選ぶ

土日祝は休みたい、残業なし、でも月給は高くて福利厚生が充実している会社。そんなん倍率が高いに決まってるじゃないですか。

そういうところは、だいたい書類選考も通らないので諦めていました。

シフト制でもいい、残業多少OK、月給の希望は希望ラインまでがんばる。

ナナメドリ
ナナメドリ
いろんな働き方をして、すぐ慣れることも多かったので、臨機応変に柔軟に対応していくことにしました

内定をもらうまでやったこと

就職活動をしたことはわかると思いますが、がっつり就活した経験がない私にとっては、最初から「就活の流れ」を学びます。

今では、元人事の方や面接担当経験のある方が動画をアップしてくださっているので、色々観ました。

私って働くのは好きだけど、何がいちばん楽しいんだろう…と、ついつい生き方まで考えてしまい悩みました。

ナナメドリ
ナナメドリ
ざっくりこんな感じで進めました
内定までの流れ
  1. 自己分析
  2. 応募
  3. 企業研究
  4. 志望動機・自己PR作成
  5. 証明写真撮影
  6. 履歴書作成
  7. 職務経歴書作成
  8. 面接対策

【自己分析】経歴の振り返り、価値観をまとめる

自分の考え方や死生観をまとめるのは好きですが、がっつり自己分析をするのは久しぶりでした。

自分の強みや弱み、長所と短所、何が嬉しかったか、何が辛かったか。考えてもわからないことは、家族や友人にも聞きました。

やぎぺーさんの本も少し参考にしました。がんばらなくてもできることは、得意なこと。得意なことを続けるのは苦ではないので、なるほどと思ったんです。

やりたいこと探しを見つけたいわけではないけど、面接でのエピソード探しにも役立つなと思いました。

才能の振り返り・ナナメドリ
才能を覚醒したら「#才能の振り返り」をしよう【ストレングスファインダー】先日、やぎぺーさんと才能覚醒ランチをしてから、自分の才能や強みについて考えることが多くなりました。 もともと、内省1位だったという...

【応募】転職サイトでひたすら応募する

自己分析がおわり、家族に言われた「この職、合いそう」っていう意見も参考にしつつ、求人を探しました。

求人条件を見て、とりあえず書類選考が通ったものは、転職会議などで口コミを見ます。

そこでネガティブな口コミばかり見てしまって、ちょっと面接行きたくなくなるんですが、実際働いてみないとわからないので、いろいろ覚悟を決めます。

応募しても返事もない企業も多く、これがサイレント落ちなのかなと実感しました。

【企業研究】受ける会社を調べる

企業のホームページを、じっくり読み込みます。企業理念や社員インタビューを読んで、こういう方が採用されるのかなぁという仮説をたてます。

その仮説をもとに面接でそれっぽいことを言うためです。

業界研究まではあまりしませんでしたが、同じような業界を受けてると「なぜ数ある会社の中から弊社なのか?」という質問に対して答えるべく、多少調べておきました。

【志望動機・自己PR】研究する

自己分析をしておくと、何がやりたいか、得意なことか、はっきりしてるので書きやすくなりました。

会社によって志望動機を変えるわけですが、自分の軸は変えない。言わなくていいことは言わない。聞かれたら素直に伝える練習をします。

【証明写真】撮りに行く

証明写真を撮るのが苦手でした。真顔で微笑むの、難しくないですか?

写真はコンビニや駅にあるような証明写真の機械で撮りましたが、絶対に美白モードです。

就活メイクもYouTubeで研究し、ハイライトを多めにいれました。(笑)あとは、膝上に白いハンカチを置いてレフ板効果をプラス。

また、いちばんの悩みだったのが左の口角だけ下がっていること。これを少しでも解消するべく、写真を撮る前に口角を上げる体操やマッサージもしました。

マスクをつけた生活は、顔がたるみますし、あまり人と会わなくなったので喋りません。その弊害で口角下がりまくり。

口角体操やマッサージで少しだけマシになりました。一週間前くらいからやっておくのがオススメ。

【履歴書】手書きで書く

履歴書はパソコンで作成していたこともありましたが、ちょうど1年前に受けた会社が落ちたので、パソコン作成はやめました。(単純)

字も不得意ではないですが、手書きは好きなので丁寧に書きました。

ペンはハイテックの0.4。これで書くと、私のなかで受かる確率がアップします。

【職務経歴書】作成する

職務経歴書は、転職歴が多いのでパソコン作成。

フォーマットはネットで調べました。表形式でわかりやすいようにします。

もう少しアピールしたいところをわかりやすくすればよかったかな…と後悔してます。

履歴書に書ききれなかった自己PR・志望動機・趣味、使用したことのあるOSやソフトも記載しました。

【面接対策】動画をたくさん観た

業界的に初めて受ける企業があったので、その業界で働いている方の動画を参考にしました。

実際に、働いてみないとわからないことも多いですが、働いてなくてもわかることは調べ尽くします。

私の場合、面接は緊張してしまうので、うまく言葉がすっと出てきません。

何回も受けてくると慣れるのですが、最初は「これ言わなきゃよかった」「こういうこと聞かれるんだ」と感じることも多かったです。

絶対に聞かれるであろう質問や切り返し方の勉強もしておいて、損はありません。

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アラフォーでも派遣から正社員転職は可能・ただし現実は厳しい

結果的に、面接まで進んだのが4社、内定をいただいたのは3社でした。

アラフォーでも、学歴がなくても、資格もなくても、転職歴多くても、正社員に転職は可能です。

昔から「正社員に向いていない」と公言をしていました。派遣と副業だけで何とかなっていたからです。

アルバイトでも、派遣社員でも働くのは立派だし、働ければいいやと、ずっと思い込んでいました。

しかし、ここにきて「安定」が欲しくなったのと、もっと「勉強したい」欲が高まったのです。

充実している福利厚生、資格取得手当に惹かれ、挑戦してみようと思いました。

ぶっちゃけ応募しても書類選考にすら通らなかったことが多く、「ほんとにどうしよう」と不安な毎日でしたが、チャレンジしてよかったです。

ずっと派遣だったから無理、私なんか正社員で雇ってくれるとこないし…と自虐的になっていたら、行動せずに人生おわるだけです。

やってみてから後悔したほうが、自分の糧になります。

少しでも「正社員になりたい」「今がんばって転職活動をしている」そんな方の参考になれば嬉しいです。

ナナメドリ
ナナメドリ
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