最初は、なんとなくはじめたブログ。
自分の思ったこと、考えたこと、感じたことを書くブログ。
自分が買ってよかったから、ひたすら誰かにおすすめしたい気持ちがあふれて止まらないブログ。
自分の悩みが解決できなくて、調べすぎたら知識が深まってみんなに共有したくなったブログ。
しかし、インターネットという全世界で閲覧できるのがブログです。
ブロガーは全員「情報発信者」ということです。
そして、情報を発信する前にインターネット情報の読者でもあります。
自分のブログが果たして著作権侵害をしていないか、もしくは自分のブログの文章や写真が勝手に使われていないか。
あなたは自分のブログに責任をもてますか?
私はまったく自信がありませんでした。
この本を読む前までは。
クリエイターのための権利の本
「クリエイターのための権利の本」
クリエイターという名前がついているので、イラストレーターやウェブデザイナー向けの書籍かと思っていたんです。
しかし、私たちブロガーも自分で文章を考えたり、写真を撮ったりしますよね。
わざわざロケハンして絶好のお天気日和に撮りに行った私の写真が勝手に、他人のサイトに使われていたら…
泣く。
せめて、引用しましたってブログのリンク貼ってほしいじゃないですか…(笑)
そもそも引用もどこまでなら許されるのでしょうか。
なんとなくふわっと引用するじゃないですか、こんな感じに。
参考:ナナメドリ
これ、果たして合っているのか…?
ブロガーに役立つ「文章・コピー」そして著作権のこと
この「権利本」では、クリエイターのさまざまな疑問がつまっていて、解決に導いてくれるのです。
私は、ある仕事で「知的財産」についてテストがあり、勉強していました。
このインターネットという広い荒波に自分のコンテンツを発信しているくせに、私は何も知らなかったんだなぁと反省したんです。
ちょっと知識をいれないと、自分の知らない間にトラブルになってしまうかも?
または、トラブルに巻き込まれるかも? と率直に感じました。
そこで、発売されてから気になっていた「クリエイターのための権利の本」を染谷さんに献本していただく機会に恵まれたので紹介しますね!
引用ルールについて
ブログでは、引用として時に人の言葉を借りることもあります。
言葉を借りるとき。正しいのは、引用した言葉を変えてはいけないこと、どこからどこまでが引用部分なのかわかる書き方をしていること、出典が明示されていること。
たとえば、この「ナナメドリ」のブログもプライバシーポリシーがあるので、引用するときはこのようにお願いしています。
著作権について
当ブログ「ナナメドリ」は掲載されている情報についての著作権は放棄しておりません。
当ブログ記事からの引用に関しましては、「引用元の明示」によって無償で引用可能です。
ただし、全文転載はお断りしております。
引用許可範囲についても、事前予告なくこれを変更することがあります。
引用:プライバシーポリシー
どこまで引用していいのか、正しいのかなって思っていたことを、この本を読んですっきりしました。
やっぱり発信している以上、最大限に気をつけなくてはと痛感します。
芸能人の写真をSNSアイコンにするのはNG
先日、星野源さんがラジオで、自身の写真をファンの方がSNSのアイコンとして使用していることを、嫌だとおっしゃっていました。
「本当にいい人だね、みんな。若干泣きそうです」
星野源さんが呼びかけた「ある事」に、ファンが応じました。
星野さんが感激した理由とは?https://t.co/00ovjYMrus
— ハフポスト日本版 (@HuffPostJapan) June 1, 2019
嫌なのはもちろん、星野さんの写真を撮ったクリエイターや公式サイトをつくるデザイナーも一生懸命製作しているんだという気持ちもいっしょに代弁してくれました。
それをファンだからといって無断で使っていいわけないですよね。
TwitterやInstagramのSNS運用
SNSに登録するとき、利用規約って読んでいますか?
私は読んでいません。きちんと読んでいる人なんているの? と思うくらい長い利用規約。
しかし、勝手にプロモーションに利用されていたり、埋め込み機能により他のサイトに「自分のツイートが載ってる!」なんてことありますよね。
SNSで発信している以上、これは利用規約に同意しているものだと受け止められます。
何がだめで、何がいいのか、情報を発信している以上は最低限の知識を身につけなくてはいけません。
ギャラの未払い・著作権侵害などのトラブル対応も見逃せない
フリーで活動しているクリエイターさんもたくさんいますよね。
例えば、今こんな状況だけど、これがこの業界ではふつうなのかもわかりません。
自分のコンテンツがパクられたとき、どうすればいいかもわかりません。
「権利本」には、パクられた人のインタビューも載っており、とてもおもしろく参考になりました。
自分がいざ当事者になったとき、知識が少しでもあるのとないとでは対応するスピードも変わってくると思ったんです。
あなたも一人の情報発信者なら、知識をいれておくことができる「権利本」は読みやすくておすすめです!
そして、本当に困ったときは専門家に相談すること。
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