Hulu(フールー)オリジナルドラマで「架空OL日記」というバカリズムさんが主役のドラマがある。
バカリさんは、銀行員OLという設定でふつうに同僚とごはんに行ったり、食堂でランチしたり、ジムに行ったりしている。
ある回で上司がシュークリームを大量にお土産で買ってきてくれて、女子行員たちに差し入れするシーンがあるのだ。
まさに今これと同じ出来事が、私の職場でも行われている。
上司から生クリームたっぷりのプリンアラモードのようなものを、差し入れでもらった。
しかももらったのは、定時で上がる45分前だった。
これを45分で完食しなくてはいけないのだろうかと、一瞬で絶望の闇が広がる。
どうして「女性は甘いものが好き」という先入観でしか物事を考えられないのだろうか。
確かに、甘いものが好きな女性は多い。
しかし、男性も甘いものが好きな人が増えている。
スタバのフラペチーノだって、男性も女性も半々くらいで頼む。(店員調べ)
男は黙ってブラックコーヒーの時代ではないのだ。
だから、女は甘いものが好きという時代でもないはずである。
架空OL日記が気になった方は、無料で二週間見れる「Hulu」がおすすめです。
Contents
どうしても差し入れしたいならリサーチが必須

リサーチは、何においても必要である。
人を喜ばせたいなら尚更で、ただ自分があげたいだけなら差し入れは自己満足なのだ。
差し入れた自分に酔っているとしか思えない。
「俺、できる上司」「差し入れして好感度上げたい」って思われたいだけだろ。
無意味に差し入れしているだけでは好感度は上がらないし、むしろ下がっているだけである。
どうしても差し入れしたいなら、部下や後輩が何が好きなのか、いつも何を飲んでいるのか、きちんと把握しておくべきなのだ。
それができない、見ていないなら差し入れはするべきではない。
いつも紅茶を飲んでいる人に、「はい、これ」って缶コーヒー渡したら「…ありがとうございます」と言って流して捨てているかもしれないということをどうか覚えておいてほしい。
何が好きなのかわからないならあげなくていい
上司からの差し入れは断れないからもらうしかない
上司からもらった差し入れは、かならず御礼を言わなければいけない。
本当に嬉しいときの「ありがとう」ではなく、しぶしぶ言う「ありがとう」が私には辛く苦しく感じる。
長くいる職場なら「あの人はお菓子食べない人」と噂を流してもらえるかもしれないが、入ったばかりの職場ではそうはいかない。
差し入れはもらうしかないし、ありがとうと言うしかないのだ。
心のこもってない「ありがとう」をもらって嬉しいですか?
人の気持ちを考えられない人は仕事ができない
人の気持ちを察するということが苦手な人もいる。
しかし、人と仕事をしている以上は自分のことだけを考えて仕事をしてはいけない。
17時が定時の派遣に、16時45分に「今日中にこれやって」なんて言う上司は頭おかしいとしか思えないのである。
どうしても今日中にやってほしかったら、せめて16時には頼んでほしい。
差し入れするときも、食べやすいものや持って帰りやすいものがベストである。
以下のことを考えておくと、無理やり差し入れをしなくてもいいことがわかるので、心にメモしておくのがおすすめだ。
- お菓子を仕事中に食べない人もいる
- 歯磨きしたら食べないと決めている人もいる
- 甘いもの派・しょっぱいもの派で分かれる
- なんでも貰えるものは貰う人もいる
できる上司と思われるための差し入れお菓子の選び方
出張に行ったらお土産を買ってくる暗黙ルールがある場合は、個包装で数が多く配れる定番お菓子一択である。
ちょっとひねると、地元の人もいて「なんでそれ買ったんや…」と思われるだけだ。
誰もが知っている有名なお菓子は、たいがい美味しくてファンも多い。定番すぎるくらいが喜ばれる。
- 北海道 白い恋人
- 岩手 かもめの玉子
- 宮城 萩の月
- 千葉 ぴーなっつ最中
- 東京 東京ばな奈
- 神奈川 鳩サブレー
- 山梨 信玄餅
- 静岡 うなぎパイ
- 愛知 ゆかり(えびせんべい)
- 京都 八つ橋
- 広島 もみじまんじゅう
- 高知 塩けんぴ
- 福岡 通りもん
- 熊本 いきなり団子
- 沖縄 ちんすこう
差し入れは相手のことを考えて買ってくれるのが嬉しい

個包装で配りやすいお菓子は、賞味期限もある程度長いので日持ちしやすい。
たまたま休みだった社員の人もいるならデスクに置いておける。
しかし、美味しくても限定なものは賞味期限が早く、切り分けなければいけないものが多い。
例えば、大阪の堂島ロール。これを上手に切り分けるのは、かなり面倒。
私も堂島ロールは好きだし家ならぜんぜんやるけど、会社の人のために自分の仕事の時間を使って、上手に切り分けなければいけないのが嫌なのである。
上司としては、会社の部下が切ってくれるの当たり前で、買ってくれるだけでいいから楽かもしれない。
だけど、切り分ける時間と労力のことを考えると、どんなに美味しいお菓子でもそれは埋まらない溝が深まるばかりだ。
あげる相手に喜ばれるものを。
どうせ買うなら喜ばれたくありませんか?
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