転職したばかりなのに派遣先辞めたいと感じたことはありませんか?
私は、すみません。
毎回感じます。
前の職場のほうが良かったかなぁ、長期契約じゃなくて短期契約にすれば良かったと後悔。
意外と電車の乗り換え面倒だし、交通に便利じゃないところを選んでしまった。派遣は交通費出ないのにと不便に感じる。
面談のときから上司に違和感感じてたけど、その違和感は的中だった。やっぱこいつ仕事しないと自分の直感を信じればよかったと思う。
最初の2ヶ月くらいは、こんなことをずっと考えてしまいます。
派遣されたばかりなのに辞めたい、最初の一ヶ月契約で辞めたい、三ヶ月で辞めたいと思っているあなたの参考になればうれしいです。
Contents
派遣先を辞めたくなったら派遣のメリットをいちばんに思い出す
派遣の契約は長期でも、最初は1ヶ月契約が多いですよね。様子見で企業側も派遣側もお互いマッチングしてるか見られてる期間です。
かならず派遣会社が更新の確認を企業側にしてくれるので、「ここで働くのはきついかも」と感じたときに、私たち派遣は更新しないという選択ができます。
私は派遣の後輩が入ってくるときに「どうですか?」と聞くことが多く、実際に働いてみて、一週間で辞めたいと感じる人もたくさんいました。
ある程度、社会人経験があったり派遣社員の期間が長いと、自分のことがわかっている人ほど早く決断ができます。
自分がストレスなく長く続けられそうな仕事か
人間関係や労働環境が自分に合っているか
この二つは、この先働くうえでとても大事なことです。
どちらも満たせない場合は、契約満了で辞めても構わないと私は思います。
最初の契約や三ヶ月契約で辞めたいと感じる職場
自分の希望条件を提示して、面談したのにも関わらず、やっぱり働いていないとわからないことは多いです。
たかだか面談の30分で仕事内容がわかるわけではありません。
面談をしてくれた担当者が、だいたい上司です。(人事担当の場合もあります)
面談で感じたことは、やっぱりそのまま仕事環境に反映されます。
- この人仕事できなさそう→やっぱり指示とか明確でなく話にまとまりがない
- この人と仕事してみたい→仲良くなれそうで話も面白そう
自分の直感は信じてください。
私自身、ネガティブなことを感じても「この人にも良いところがあるかもしれない」と思い仕事を始めましたが、自分の感覚を信じれば良かったかもと感じてしまいました。
早く仕事を始めたいと思うかもしれませんが、今後のストレスになるかもしれないので、ここは自分を大事に考えることが大切です。
私が働いてみて「辞めたい」と思った瞬間をいくつか紹介します。
面談で言ってたことと違うことを言われた
私の場合、面談で「絶対に残業をしてほしくない」と言われました。
私は残業なしを希望していたので、もちろんそれはウェルカム条件だったんです。
しかし、実際に働いてみると「何それ」って思うことがありました。
17時定時なのに、16時45分に指示をしてきた上司の話が長く「悪いんだけど、それは今日中にやってほしいから少し残れる?」と言われたんです。
だったら指示をもう少し早く伝えてくれればいいのにと思い、「今日はちょっと」と断りました。
時間給で働いている人のことを何も考えていない上司や、話がやたら長い上司につきあうのは疲れるのでおすすめしません。
仕事内容が思ったよりおもしろくなかった
新しい業種や職種に挑戦する場合は、まったく未経験のことを学びます。
やったことがないことを勉強するのは、とてもわくわく感じて楽しい人と、わからないことが多すぎて、頭を使いすぎて嫌になってしまう人がいます。
面談の時点で面白そうだなぁと感じた仕事でも、やってみたら興味がぜんぜん湧かなかったこともありました。
少しでも、自分が好きだったものや本当に興味があることは決まっています。
仕事は毎日することです。長くて8時間は拘束されるので、本気で勉強したいと思うことや楽しく続けていきたいと感じる部分が少なからず必要でした。
「やっているうちに慣れて楽しくなるだろう」と考えていると時間がもったいないかもしれません。
好きなことは続けられます。よく考えてみましょう。
日曜日に体調を崩すようになってきた
新しい職場では、環境に慣れずによく体調を崩す方も多いです。
私もそうでした。
土日休みの仕事は、日曜になると「明日行きたくないなぁ」とすごく感じました。
行きたくないなぁと思うと、本当に頭痛がしたり熱を出したり腹痛になったりします。
体は正直です。健康でなくては働けないので、我慢はいけません。
体の言うとおりにしましょう。
派遣会社に「辞めたい」と伝えるとき
どんなに期間が短くても「この職場きついかも」と感じて、新しい求人を検索するようになったら、辞めてもいいのです。
派遣会社の担当者に、現状をまず伝えましょう。私は派遣会社の担当には、いつも正直に言ってしまいます。
派遣会社もなかなか派遣が定着しない企業や、派遣スタッフを紹介するときの環境を把握しておく必要があるからだと考えます。
あいまいに濁して理由を伝える人もいるかもしれませんが、言ってしまったほうがすっきりしませんか?
そのための派遣会社です。
仕事内容が合わない
働いてみたらなんか違ったなんて、よくある話です。
そもそも、自分にぴったりの仕事を見つけるのは人生最大の悩みでもあります。
忙しい職場のほうが時間が経つのが早くて好きな人も、暇な職場で自分のペースでやりたい人もいます。
職場までの通いやすさだけで決めてしまうと、後悔することもありました。
やってみたら面白かったという場合もあるので、これはやってみないとわかりません。ある意味、バクチです。
派遣会社には、やっぱり仕事内容に対して続けられそうになかったと言いました。
人間関係が合わない
直属の上司が苦手だったりすると、働くのが楽しくありません。
他人は変わらないので、自分を変えようとしてもまた疲れてしまいますよね。愛想笑いも顔が引きつってしまいます。
一緒に働いていて楽しい仲間がいると、悩みを打ち明けたりがんばれたりするものですが、同僚がいない場合は一人で抱えてしまって辛いです。
共有できる人がいるって、思った以上に重要なことでした。
誰にも相談できない、上司に「何かあったら言ってね」と言われても言いづらいときは、少し考えてみましょう。
派遣会社には名前出して伝えていますが、派遣会社の担当者も直接的に伝えられるわけではありません。しかし、人間関係はいちばん多い理由で、残りの期間働きやすくしてくれるように、濁して伝えてもらうことができます。
労働環境の改善がない
新しい職場に行くと、非効率なことやってるなぁと感じるときがありました。
「こうしたほうが時間が短縮されて効率がいい」と思うことを提案して改善してくれる職場なら、まだマシですよね。
しかし、「前からやってきたことを簡単には変えられない」と変化や進化を拒む人が多いのも事実です。
人は慣れてきたことがやりやすいと思ってるからです。
たとえばパソコンが新しくなっただけでイライラしている人もいますよね。新しいことを覚えるのが、どんどん苦しく感じるようになり、受け入れられません。
経費は余っているのに、効率化を重視しないような職場なら、そこにいるあなたの時間も無駄になってしまいます。
時間は限られているので、見切りをつけましょう。
派遣会社には、非効率なことをしていることが多く提案してもなかなか改善の余地もなく、時間がもったいないと感じると伝えましょう。会議や稟議を通さないと解決されないこともあり、モヤモヤしながら働くのはよくありません。
派遣先で「辞める理由」を聞かれたとき
短期間で辞めるということは、なかなか周りの人たちに伝えることが難しいです。
仲が良かった他部署の人にも「どうしたの?」なんて心配されます。
辞める理由なんて、もっとも言いづらいのに聞かれますよね。
私が実際につかってきた当たり障りのない理由を紹介するので、参考にしてみてください。
個人でやってる仕事が忙しくなったため
副業をすでにやっている方は、そちらの仕事をメインにしていくという理由もおすすめです。
副業禁止の派遣会社もあるので、全員の方におすすめはできませんが、今後は副業時代で個人で仕事をする人が増えると感じます。
もとから、残業なしや時短で働いていた人には、そういう事情だったのかと納得いく人も多いので、安心してください。
資格がとれて活かした仕事に転職するため
実は、独学で資格を勉強していて試験に合格して、スキルアップの転職をするためという理由です。
英文事務に挑戦したい人が、TOIECの点数が上がり、貿易事務や英語使用の会社に転職をしたり、FP(ファイナンシャルプランナー)をとって、金融系の仕事に挑戦するということです。
事務職はルーティンワークが多いので、はっきり言うと仕事に張り合いがありません。
スキルアップ、キャリアップというポジティブな伝え方もおすすめなのです。
引っ越しをして通えない距離になったため
派遣は、交通費支給のところはほとんどありません。交通費があるところは紹介予定派遣前提で正社員を目指す会社です。
引っ越しして遠い距離になってしまったというのも有効的です。
それでも仕事を続けてほしいなんて、派遣先には言えません。だったら交通費くれよという話です。
通える範囲や、定期代の上限を決めている人は、少しでも時間短縮・交通費節約のために転職するのもおすすめです。
結婚し準備や引っ越しで忙しいため
寿退社というやつです。
独身であればこの方法は使えるのですが、真実ではない場合は少し心苦しいし、惨めな気持ちになるのでおすすめしません。
お祝いなんてもらったらどうすればいいのでしょう。
ただ、出会いがない職場もあるので出会いを求めていたり、婚活している方は出会いのために職場を変えるのもありなのかなぁと感じました。
社会人は、仕事と家の往復で忙しいです。職場には長時間いるので、この貴重な時間も有効活用したい人は、じゃんじゃん素敵な人を見つけるために転職を活用してください。
既婚の方であれば「主人の転勤のため」も使えます。
ただ、転職先も近くで探している場合は、職場の人に会わないようにするための努力も必要です。うっかり会うと気まずい以外なにも残りません。
次の派遣先を探すためにする準備
- 派遣会社を変えるなら有休消化をする
- 同じ派遣会社なら一ヶ月以内に就業開始を目指す
- 譲れない条件と許容範囲を自分のなかに再確認しておく
- 求人募集をみて面白そうな求人を探す
「事務」だけでもたくさんの種類があります。
一般事務、営業事務、データ入力、総務、庶務、人事、労務、英文事務といったように、事務だけでもこれ以上の種類があるわけですから「事務」だけではなく、業種えらびも大事でした。
いつも職種で「事務」をえらんでる人は、「業種」も見てみることをおすすめします。
辞めると決めたら、早めに動いて自分のやってみたいことにチャレンジしてみましょう。
新たな発見があるかもしれません。
仕事は人生の半分以上を占めています。がんばりすぎなくてもいいのです。
責任を感じて疲れてしまうまえに、心に余裕をもって仕事ができるところを探しましょう。
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